Still alive 4

日々のメシを作り始めて30年も経つと大抵のものは作れるが、おいしいのが当たり前になると外食に値する店が減るのと、結果として対価がどんどん高額化するのは困ったものだ。蕎麦は打たない、鰻は捌かない、鮨は握らないの三禁は厳として守り、天麩羅もなるべくやらないようにはしてるが、蕗の天麩羅なんぞは外で食っても旨くも何ともないから自分で作るしかあるまい。ルーチンワークと化さないための趣味性の追求も疎かには出来ない。どうでも良いモノを作るくらいなら、買って来るなり食いに出れば良い話。

忙しいときはお手上げだが、週に2回ほど自分では作れない外食でウマウマして、2回くらいその辺のチェーンや新規開拓で舌を標準化・リフレッシュしつつ、自前のメシをよりおいしくする改善点を模索する。ただ、自分で作るとどんなに良い材料を使い丁寧に作っても、味の組み立てがわかっているから鮮烈な感動がなくなるのが悲しいところ。コレばっかりはどうしようもない。完璧な出来上がりほど飽きるんだな、自分の味に。出来上がったものを見ているうちに、何かもういいわ~という気持ちになってしまう。

樹氷

考えてみればここ30年、自分のためにはもちろん、他人のために弁当を作ったことは一度もない。以前どこかに書いた花見のヤツはチョチョっとオカズを寄せ集め徒歩数分の公園で桜を眺めた際の摘みであって弁当じゃない。作り置きですらウンザリするのに、自分で作った弁当をどこかで蓋を開け食う自分が想像できない。逆に商品として売られている弁当以外の素人手作り弁当を貰ったり食べたりした記憶も全くない。自分で作ったものでなければ、弁当が本質的に抱えるデメリットを上回る、意外性と目新しい斬新さを感じ取れることもあるかもしれない。

一方、ここに来てどうにも外食の劣化が止まらない。時短で頭を抑えられ、人件費は高止まり、値上げをすれば客離れで、付け合わせの廃止やサービス中止ではもう吸収できなくて劣化がメイン素材にまで及んでいる。米やパンも家畜の餌レベルが急速に広がっていて、協力金でウハウハの店はもともとマズイので行くこともないわけだが、それなりに工夫と努力を重ねてきた店が消えていくのは寂しいものだ。ここ数年はランチで軽く飲んで3500円くらいがマトモとマガイモノの境界点だと考えてきたが、最近はちょっと苦しいね。+1000円は見ないと質の良い中身とサービスにはありつけず、何らかの不満を抱えることになる。

初めての親子丼

歳のせいか昨今は親子丼もいいかな? と初めて作ってみた。世間には何でも丼が溢れているが、かつ丼、天丼、鰻丼と共に許容できる丼の一つ。鰻は器が丸いと敷き詰めるのが難しいから重箱の四角い器を利用するが、丼においては白いご飯が見えてはいけないことを料理としての最低限の原則と考えている。器の縁に垂らしてまで具材を盛るのは不潔すぎて生理的嫌悪しか感じないが、ご飯が見えても良いなら昨今流行りの何でもかんでもオカズオンザライスして悦に入ってる連中と変わらんものね。載っけて出されるか自分でやるかの違いはあるにせよ。

IH親子鍋

また、玉子綴じの場合は玉葱はあくまで具の底に敷くクッション材兼煮汁を白飯に伝える繋ぎ材であって、表面に見えてはならないことを旨としている。よく失敗するし、根拠はないんだが(笑)。何が嫌かって、卵をケチった玉子綴じほど嫌なものはない。

出汁は鰹基調の合わせ出汁。鶏ガラ出汁を加えるのが理想だが顆粒既製品を一摘みでも良いんじゃないか? 賄だもの。地鶏や銘柄鶏に拘るなら、扱い慣れたそれなりの店に行ったほうが良い。鶏肉は原則在庫を持たないのだが、たまたま在った冷凍セセリを使う。ブロイラーとはいえ、腿よりは歯応えと味わいに勝る。常温に戻したら塩を振り1時間ほど水抜き臭み抜きして、水分を拭き取ったら酒と水を合わせたものに漬け今度は水分を吸わせる。つゆは出汁と醤油、味醂で味を調えるが、その辺のレシピで作るとかなり味が薄く感じる。ホモ弁や市販惣菜は3割~5割増しの濃い甘味なので舌が引き摺られているな。IH200V対応ステンレス親子鍋のクセにもだいぶ慣れてきて、底にこびり着かず、玉子の綴じ加減をベストに持ってこれるようになって来た。

親子丼試作1

しかし、親子鍋の直径(16.7cm)が一般的な、いわゆる5.5丼(5.5寸=5.5x3.03=16.5のはずだが、たいてい16cm)よりちょっと大きくて、はみ出すことが多いのが厄介。卵は2個。軽く溶いて、2回に分け、三つ葉を散らした上に仕上げを掛けるのがカッペ貧老の習わし。丼に熱い飯を盛り、左手で持った親子鍋の底に具が張り付いてないか水平に揺すって確認し、OKなら鍋を少し傾けて中身を手早く丼にスライドさせる。飯がビチャビチャにならんようにつゆの量は気持ち少なめに制御したほうがよい。

親子丼食うぞ1

一日空けて二度作って、顆粒ガラスープを添加し調味料を濃い目にした2回目でこれ以上の工夫の余地はないと判断した。肉や卵に凝りだせば際限はないだろうが、後は強いて言えば彩り付けに振る七味をどこのどれにするか? 或いは実山椒の塩漬けでも振るか? くらい。試行錯誤はTotal正味2時間ほど。調味料に既製のめんつゆ、砂糖をたっぷり加え、肉はブロイラー腿肉にすれば更に市販の味に近づくだろう。でも簡単だからな。買って来るよりちゃちゃっと自分で作ったほうが早いし旨いぞ。

親子丼試作2

期せずして、コドおじ、非正規中高年御用達(役員曰く家に居場所がないオッサンのリピート需要)の老舗レストラン、吉野家が親子丼新発売だと。ドコもなりふり構わず鶏メニューに必死すぎ。商品開発に堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ苦節10年の歳月を掛け、独自開発の特製タレをたっぷり使った逸品だそうで。提灯メディアも大絶賛で喜ばしい限りである。しかし、特製のタレとは何だろう? 親子丼にタレ? 秘伝か。写真を見ると飯に盛った鶏肉玉子綴じの上から褐色のつゆを上掛け、葱の緑の部分をトッピングしているようにしか見えないが、この上掛けつゆのことを指すのだろうか。それとも液卵黄でも使っているのかね? まぁ、親子鍋で一つずつ煮ているわけではないのだろうな。

飯の底まで特製タレで色変わっててべっちゃべちゃ。カッペ老にはキツそう。これをスプーンで食うんだろ?(笑:2011年になか卯で親子丼食ってるな)。トッピングが青葱ちゅうのも珍しいを通り越して別の世界。玉葱と青葱で葱被ってるし、西日本のカツ丼で葱や海苔振ってるのはよく見掛けるが、カッペ村では原則三つ葉、ときおりグリーンピースが標準だろう。大阪出自のゼンショーなか卯が三つ葉で、帝都大東京中央区築地発祥の正宗吉野家が青葱というのも不思議だな。業務用冷凍三つ葉って無いのかね? カッペ村じゃ 食べ比べようにも蕎麦屋くらいしか扱っていないから、よおし、11年ぶりのなか卯(2011/0202)と7年ぶりの吉野家(2015/0613)で親子丼比べだ(憶えていれば次回)。

親子丼食うぞ2

ううん、この過去文章はテメーのサイトのフォルダに、“親子丼”とか“なか卯”とか“吉野家”でgrep検索掛けると、その文字が記載されているhtmlファイル名と行番号が一瞬で表示されるわけ。ときどき自分でも使い方忘れてるんだが、こういうのがデジタルデータ処理の醍醐味だよな。

爺飯:寄る年波には勝てず、日々萎びていくばかり

ブリの落とし

梅干し+胡瓜の粕漬け+鰤大根と水茄子

北太平洋の鮭の定置網にブリばかり掛かるそうで、食品スーパーの冷蔵ケースの半分が養殖より安い天然物に置き換わっていた。買ってきたときは上手く削いで刺し身で食えそうな色合いと身の張りったが、一日置くとまぁ、ブリのアラだね。塩振って霜降りにして大根、生姜と一緒に煮る。酒、味醂、醤油で味を整えて少し煮詰めるだけ。アラというよりは文字通り落としだったようで中骨以外、血合いも内蔵も殆どなく可食部ばかりで嬉しい。

梅干飯

6月に赤紫蘇に漬けた梅は3ヶ月ほどで食べられる。皮も身肉も柔らかく、鮮やかな赤紫は食欲をくすぐる。胡瓜は守口漬の残った粕に漬け込んだもの。出来合い品の漬物媒体は化学的に調整されているので非常に長持ちするので重宝する。

胡瓜粕漬

今年は鮭の代わりに鰤が豊漁だったが、西日本の養殖鰤に遠慮しているのか、あまり店頭には並ばない。市場価格は大したことないのに養殖の値崩れを防ぐために照焼用として売られる身肉は養殖並みで笑える。まぁ、オレはこういうのでいいんだわ。

鰤大根風

一日忘れていて血が回ってるけど、店で下ろしたのだろう、買ったその日なら刺し身で食える質だった。鰤大根は特に工夫もなく。仕込みまでして食うのは二日後くらい。水茄子は本来鮮度が物を言うのだろうが、捨て値になって誰も見向きもしなくなってもそれなりに食える。知名度が無いせいかタダの高い茄子扱いで売れ残り。

水茄子

或いは鶏わさ山椒茶漬けに獅子唐と蒟蒻、ひじきの煮物

ひじき煮もの

ひじきの煮物は出来合い品が安価に手に入るが、砂糖や甘味料を使った味付けが安っぽいので買ってまで食うことはない。ひじきは芽ひじきや長ひじきの乾物利用、近海産の生はいい値段なのであまり買えない。大豆は数日前から水で戻し、戻し水は煮汁に使う。良い醤油、良い味醂、良い酒の組合せが味の決めて。

獅子唐+蒟蒻

胡麻油で炒った蒟蒻なども獅子唐と炒め煮にすると副菜にはなる。茶漬けの具は残り物の鶏ささみ、塩漬け実山椒、下ろした山葵、葱。熱い飯を盛り付けたら具を散らし、濃い目の昆布出汁と白出汁を湯で割って沸騰寸前まで加熱して上掛けする。

鶏わさ山椒茶漬け

鮪カマ

塩釜水揚げのカマ。バチにしては大きい。35cm越えでうちのグリル調理限界だわ。常温に戻し塩を振って2時間放置。湧き出た水分を拭き取りIHの無水グリルでフルオート焼き。寂しいからハンペンも一緒に焼いた(笑)。これは大きいだけあって非常に食いでがあるというか脂のりもウンザリするほどで旨かった。生のカマトロはさすがにキツくなってきたが、焼けばまだイケるわ。

鮪カマ焼き

ホヤ塩辛

0.5ホヤ

ホヤは鮮度命なわけだが最近はもっぱら塩辛にして食っている。香り立つオホーツクの赤ホヤが望ましいが流通するのは養殖マボヤがほとんど。ホヤ酢で食うように分解したら小さめの一口大に切り粗塩を適当に振る。同量の酒と味醂を鍋で熱しアルコールが跳んだら冷ます。塩を振ったホヤの水分をキッチンペーパで絞り、瓶等で煮切った酒と合わせ、冷蔵庫で放置3日くらい。紫蘇や胡瓜に盛り付けて酒の摘みに。鮮度落ちしたホヤが甦る。これは至高だわ。鮨屋の摘みにもあるけれど見える範囲では800円くらいの瓶詰めの既製品(デパ地下含めそこらでは扱っていない)を使っているから、まぁ、自分で作るほうが遥かに割安だわな。

ほや塩辛

月餅

月餅全景

旧暦8月15日の中秋節を祝い月を眺めながら食う菓子。大昔、横浜の中華街にあった中国菓子専門店で食ってその豊富な種類に驚いた。特にナッツの奴ね。今はスイーツ扱いには程遠くこの手の菓子はまったく人気がない。今回は栗餡、小豆餡、五目ナッツ、棗(ナツメ)餡、白餡に蓮、ココナッツ餡の計6種、直径8cmほどの大月餅を買ってみたが、ちょっとしっとりし過ぎでガワの香ばしさに欠ける。今の流行りだろうか。ナツメやサンザシをお茶請けに渋めに煎れた白茶、緑茶、青茶、紅茶、黒茶など趣向を変えながら試している。お茶というのも極めて奥深い世界で、とても残りの時間では上っ面に触るのも困難だと認識している。

月餅栗餡

田舎老人の長閑な在の暮らし

数年前に新聞の支払いをカードにしたので、家で紙幣や硬貨を必要とすることはまったくなくなった。唯一残っているのは八百屋で買い物するときと、年1回3000円の町会費だけで、年に数回ATMで下ろした万札1枚と千円札2枚のみが財布の現金だ。もちろんお釣りは硬貨で、次に八百屋で買うときに消化されるわけだが、あまりにも現金に触れる機会がないから、紙幣を出したり、お釣りを貰ったりという行為自体が「コレどうすんだっけ?」という不思議な体験になりつつあるな。役所でしか取れない証明書を取ろうとして、申請書に手書きで字を書かねばならないときと同じ(笑)。字ってどうやって書くんだっけ? と思うと同時に、マイナンカードや免許証を自動的に読み取ってくれる装置があればお互い楽なのに。パスケースには非常用に数カ国の紙幣が折りたたんで収納されているはずだが、もう10年以上見ることも触ったこともない。町会費は年1回で徴収時期も予告があるから対応は可能だが、せめて振込できるようにしたら? と提案したら、即刻手数料が掛かると瞬殺された(笑)。今どき振込手数料って何それ? 法人口座からの振込は経費だからどうでもいいし、個人口座から振込むときに手数料払うって、「まぁ、お金持ちですね」としか思えない。

R3年末、溜まりに溜まった古の邪魔な小銭の処理にゆうちょ銀行へ。最後の砦も2022年1月中からは硬貨預入は手数料が掛かるので、古い貯金箱やらジャラ銭をまとめてビニル袋にまとめると重いわ。10kgはないが5kgは超えている。持って歩くの嫌だからチャリのカゴに放り込む。ハンドル重んも~。ゆうちょは総額不明でもタダで計算してくれるので以前から予定していたが延び延びになっていた。午前中の空いてる時間に来てねと言われていたので10時頃。なんと同目的の先客がいて奥の機械でジャラジャラ計数中。機械が空くまで10分ほど待たされたわ。2台の違う計数機で計って、外国の硬貨が10枚ほど。更に削れたり摩耗して受付不可の硬貨が10枚ほど出て返却される。2台の機械の計数が一致していることを提示され、その金額を入金伝票に記入する。しばらく椅子に座って待つと漸く処理完了。「1月は混むからまだ小銭ある場合は早めに来てね」と来年からの手数料のパンフを渡されて、記入された通帳が返ってきた。

これはなかなかの試みで、既に有料化されてる他の金融機関はいっそうの値上げに走れるし、新たなターゲットにされるあちこちのレジやら入金機でも一気に小銭お断りが進むだろう。硬貨や紙幣の管理運用流通コストが重荷なのは当然として、経営者がいちばん心悩むのは従業員やパート、バイトの内引き(レジの空打ち、紙幣の抜き取りなど)だからな。もはや記名機能や流通経路を記録できない物理的現金の使用そのものが迷惑にして社会悪であることに気付いたほうがよい。まずは昔あった100円公衆電話のように、「現金利用ではお釣りが出ません」から始めれば、上から目線と損することがいちばん嫌いなB層が飛びつくだろう? 紙幣や硬貨といった物理的現金は数字とモノが1対1に対応するから抽象的な思考能力がなくても訓練と経験で一定の経済行為や社会生活が送れるという利点はあろうが、物理的現金のやり取りみたいな何も産み出さない行為に、手間と時間(コスト)をかけ続けるのはアホでしかない。現金利用に手数料が掛かる時代はもうすぐそこだな。

自家用自動車の点検はおまかせ点検パックに加入しているのでメーカー系販売店に行くわけだが、手続きをしてコーヒーを飲んで残り一時間をボケっと座って待つのも嫌だから、大抵は飯を食いに出る。とは言っても過疎カッペ村の街道筋にまともな店があるわけでもなく、二軒隣のスシローか道路を渡ったすき家しかないんだわ。で、鰻がない季節はスシローになるわけだが、店に入り発券機で席番を発券、書かれた番号の席を見つけて座る。タッチパネルの発券番号と席番号が一致しているかを確認しOKをタップする。うっかりビールを頼みそうになる手を押し留め、上棚から湯呑と手拭きを一掴み。回っているレーンからワサビを一掴み。大皿の奄美の蓄養マグロは気が進まなかったので、お勧めの天然本鮪角皿と大間の鮪あたりから食い始める。所詮は回転寿司だが最近は黒皿以上が充実して選択肢が増えるのはありがたい。はま寿司も白皿ができて酒抜きでようやく3k円に近づいた。ゆっくり食ってお茶飲んで、その場で会計をタップすると注文品が表示され金額が出る。OKをタップして最初の席番コードを手にレジへ。有人1台は列ができて、無人2台の空いている方でコードを読ませる。金額が表示されたらpayなりクレカを読み取らせれば決済完了。レシートを受け取って店を出るまで全く人間を介さないシステムに成っていて笑った。周囲を見ていると会計時に席に店員を呼んでハンディ・リーダーで皿数を読み取らせる人もまだまだ多いようだが、そういう場合は人間使用料を追加課金しないと不公平だよな(笑)。

山椒の花

村の食品よろず屋も有人セミセルフレジを半減させてセルフを10台ほど増設。内5台は現金不可で最高に捗る。混んでいる時間帯でもレジに並ぶことが一切なくなった。有人1台当り5,6人並んで、セルフの現金可能レジは待ちが1,2人、セルフの現金不可レジは5台のうち2台以上が埋まっているのは見たことがない。自分の携帯端末でスキャンしてノーレジ決済する方法も使えるが、あれは読み取りが遅いしエラー多いしで多種多品目の購入には向かない。セルフレジのほうがスキャナ・カメラの読み取り精度が圧倒的に高くて速い。決済は差込クレカ、コンタクトレス・クレカ、電子マネー、payとほぼすべてに対応。ぽいんちょにも対応しているからデメリットは何一つ無いはず。買い物の内容が知られては支障を来すVIPやセレブがいるとも思えないしな(笑)。世の中には理解できないことが多いものだ。

おお。400円近くする45%生クリームが95円! もちろん置いてあった2個を即座にカゴに。スクランブルエッグにするときにタパタパ使うとおいしい。頭が紫の重いブロッコリィがあったので、茎ばっかりでかい通常品(40円安い)には目もくれずカゴに入れる。ブロッコリィはちょん切る前は紫、店に並べると緑、冷蔵庫で忘却されると黄色になる。

今日も菓子パンと飲み物ペットを手にした若者や値引きシールが付いた弁当を奪い合って勝利したコンビニ系おしゃれ飯に切り捨てられた現業労働者男女、9%缶チューハイと油が回った揚げ物惣菜をカゴに入れた壮年給与生活者がイライラ感を募らせながら手押し車のヨボヨボの爺婆や子連れママに混じって有人レジに並んでいる。さすがに一部は現金可のセルフ・レジに流れてこちらもいっぱい。邪魔だ。セルフ・レジ・コーナーの入口で現金セルフの列に並んで通路を塞いでいる若者様に通れないからどいてくれとお願いし、5台ある現金不可セルフ・レジへ。もちろんスカ。客はオレだけ(笑)。清々しい気分でカゴを計量台に置きマイ・レジ袋をセットし、精算開始。今日も読み取り精度は快調にして抜群。エラー一つなく終了。コツは人工音声に次の動作を急かされても自分のペースを守ること。だってオレは老人だもの(笑)。携帯端末のバーコードを手持ちスキャナで読んで老人ポイント取得、クレカを読み取り機にかざして決済完了。日曜は5%引きだから二度かざすんだ。吐き出されたレシートを取って監視のオバちゃんに箸とスプーンを持ってけと言われるので貰う。振り返ると爺が一人、おっちゃんが一人、現金不可セルフ・レジを使い始めた。

賄介護食

倒壊角煮

通称三枚肉、皮付きバラ肉1kgを半割、15cmx15cmx5cmにして角煮。食肉の流通はさっぱりよくわからんが、皮付きのほうが確実に高い。毛を焼いて落とすみたいな作業が加わるからだろうか? 作り方は色々あるようだが、最近はフライパンで皮目から各面を焼く、老抽王をまぶして冷ます。その間に煮込み用の調味液を準備する。老酒、普通の醤油、水を肉が浸かるヒタヒタに。スパイスは八角、クローブ、シナモン、甘くしたい場合は氷砂糖など。まぁ、テキトーでOK。沸騰するかしないか程度で落し蓋をして極弱火で1時間。冷ましてもう1時間加熱。次に冷えたら(冬以外は冷蔵庫)表面にラードが白く固まるので箸で上手にすくい上げる。

倒壊角煮

加熱、冷却を繰り返し、皮側から包丁を入れ、皿に盛る。残った調味液を煮詰めて上掛けする。柔らかくなりすぎて倒壊した建物みたいになっちまったわ。

偽キーマ飯と偽タンドーリ鶏飯

キーマは挽き肉なわけだが、イスラムなら牛か羊ならOKなのだろう? カッペ老は宗教が匙を投げて逃げていくほど無信心者だが合い挽きよりは牛のみが好みです。スパイスをギーで炒めてみじん切の大蒜、生姜、玉葱を加え、挽き肉とトマト缶に唐辛子、塩、胡椒、スパイスいろいろで調味。今風にご飯と合わせてカレーライス風にしてみた。詳しいことは知らないが白ご飯にシチューを掛けたりすることも普通にあるらしいし、ビーフ・ストロガノフもご飯に盛り合わせて白じゃ冴えないから色までハヤシライス風にしちゃうお国柄だからな(笑)。ご飯万歳!

キーマカレー

鶏の骨付き腿肉(Drum:ドラム)の骨際に少し切れ目を入れて、包丁の先でプスプス。塩胡椒を振って暫く置く。ジッパー付きビニル袋にヨーグルト、ターメリック、胡椒、生姜、大蒜、唐辛子、コリアンダー、シナモン等テキトー好きにせい。混ぜた中に水分を拭き取ったドラムを入れ、よく揉み込んで空気を抜いて冷蔵庫で放置。最低一週間ほど置いたほうが味は染みる。もちろんタンドール釜はないからIHグリルで蒸し焼きにする。

偽タンドーリ鶏

インヴォイスの声が聞こえてきたぞ

よしよし。ようやく来たか。長かったねぇ。心願成就だな(財務官僚のな)。元々VAT(Value Added Tax)を厳格に成立させる根源に近い概念なのに、支持層の離反を食い止めるために導入しなかったInvoiceの導入が1年半後に迫って来た。10月からは適格請求書発行事業者の登録受付も開始になって、課税、非課税、すまし顔で好きな方を選べとまるで選択肢があるように振る舞いつつ、裏ではザマァと完全に見下している財務省の底意地の悪さというか、ほくそ笑んでる様が手にとるようにわかって愉しい。法人税とは桁が違う消費税をよく払えるよな―と感心しつつ納税している身としては、複数の子会社を齧ませて2年おきに廃業と起業を繰り返し、売上額チョロまかして客から預かった消費税をポッケに入れて知らんぷりしている脱税犯罪者に鉄槌(プラのピコピコハンマーくらいか)が下るのは実に清々しいものだ。

コイツラが売上を誤魔化すために不透明な現金商売に拘ることが、一向に進まないキャッシュレスの足枷になっているのは既に看過できない状態だろう。BtoCは関係無いべ(笑)と高をくくる向きもあるようだが、ソコまで甘くないぞ。国税庁のwebには零細なら安心!安全!って書いてあるけどな(笑)。適格事業者は請求書や領収証(レシートも)に登録番号の表示が義務付けられるわけだから、これ、番号無しで消費税を請求してくる免税業者の焙り出しには使えるんだわ。ときどきいるだろ? レシートくれっていうと驚いた顔する店主。消費税を納税してない非課税業者や店に消費税を請求された消費者がどう考えるか、なかなかスリリングな展開が待ち受けているというか、けっこう「革命」になるかも(笑)。ウチは公的団体以外の仕事は原則受注しないから消費税で揉めたことはタダの一度もないが、個人相手の商売だったら店頭に「当店はお客様からお預かりした消費税を適切に納税している適格請求書発行事業者です」って表示して当然番号入りのレシート見本を掲示するわ。

泥酔春雨

中国産の緑豆春雨を湯で戻し、大蒜、胡麻油で黒毛和牛バラ薄切り(←いつになく高級な残り物)とピーマン、葱で炒め合わせ、李錦記赤缶牡蠣油と老酒、醤油、胡椒で味付け、調味。頭回んないけど、これなら要介護2でも出来そう。

青椒牛春雨

ニョッキ

半生のポテト・ニョッキみたいなものも稀に食いたくなる。デ・チェッコ製の既製品。茹でてソースを絡めるだけと工夫はまったくない。 スープは卵とトマトのコンソメ風味、サラダは代わり映えせず。デイルシード振ってるから紅鮭のスモークド入りかもしれん。味付けはヴィネガで酸っぱめ、オリーブ油で香り付け。

ニョッキ

片手間ながらサンドウィッチ

最近は片面に発酵バター、もう片面はクリーム・チーズの代わりにマスカルポーネかロックフォールをパン面に5mmほど直接塗りつけている。粒マスタードは往々にして全く辛くないので洋辛子をバターに練り込まないとダメだわ。胡瓜は薄切りにして塩振って一晩冷蔵庫で水抜きする。ロースハムや生ハムは既製品。薫香サーモンも既製品。ピクルス入りのQPのサンドウィッチ・スプレッド、黒胡椒、デイルシード、ヴィネガ等は適当、気が向くままに。レタスがあればレタスも使う。

ハムサンド

次は出来合いの冷凍コロッケを使って炭水化物の権化、コロッケサンドに挑戦してみよう。後のカツサンドへの布石である。

サーモン+生ハム

ホットサンドもIH用メーカーを買ったので色々試作中だが、8枚切でもちょっと厚いな。金谷ホテルの食パンをホットサンドにするのはちょっと勿体ないので、楽天西友ネスパで神戸屋の切れていない食パン1.5斤を買って、自分で好みの厚さにスライスしてますわ。超薄切りにするときは軽く凍らせれば簡単。100円引きクーポンは要らないから、早く500円引きクーポンを送ってくるように(笑)。

みどりの窓口

過疎カッペ寒村ゆえいつ廃線を申し渡されるのか常々不安に思うところではあるが、今のところしょぼい駅は残っても、みどりの窓口は唐突に撤退されてしまった。あったとしても存在意義が今一わからんから使った記憶もないのだが、チケットレスになる前はネットで席を取って券売機で発券を受けた記憶はある。で、隣町へ。10年以上利用がないSuicaは改札じゃ対応できんと言われて、アソコに並べっていうのかよ? と目で聞くと、「中旬すぎないとしばらくダメですねぇ(笑)」だと。コンコースの対岸を見やると、通学定期を買おうとする学生がトグロを巻いておる。この昭和の昔から変わらぬ光景を、当事者たちが無能の極みのように延々と繰り返していける余裕には恐れ入るものがあるよな。

結局その日はあっさりと諦めて鮨屋で酒を飲んで摘む。3時間後、同じ場所を通りかかるとトグロの直径は更に増し、コンコースの半分ぐらいを塞いでいて、ハンドマイクの駅員が絶叫しておるわ(笑)。それから10日ほど経った20日すぎの昼過ぎ。窓口3つにフォーク並び2名。5分待ちかと判断して並ぶ。左のあんちゃんはSuicaの払い戻し、中央の30代オバサンは新幹線の指定券と乗車券? の購入……なら右の券売機で買えるのにね。右端のババアは旅行のご相談かね? 左端窓口だけが流れて使えなくなったSuica2枚を新規に交換してもらう。中身使い切ったらデポジットの回収にまた行くね。

たらこクリームパスタ

性懲りもなく。

たらこスパ

在の侘び寂び近所メシ

対象は知らんが冷食メーカーの調査によると、人気のオカズのトップはから揚げなんだそうだ。次に焼肉、続いて餃子、以下刺し身、トンカツ、天麩羅、ステーキ、豚の生姜焼き、すき焼き、焼き鳥と脈絡もなく続くそう。100年前の日本人が見たら卒倒しそうだな。オカズという言葉には「何かオカズになるものない?」に代表されるように、主体になるものは暗黙の了解の下に別にあって、そこに添えるモノ的な扱いがオカズの位置付けである。もちろん食い物の場合の主体はゴハンなわけで今までは概ねソレは茶碗に盛った白い飯を指していた。

某Qや○○ポークといった背伸びしない場末郊外専門型とんかつ店が意外に旨い(上手いか(笑))のは、衣が着いたとんかつはとんかつだけでとことん味わって食うだけのボリュームを選択できて、多種多様な漬物や汁物をオカズとして質の良い白飯を食えることにある。多くのB層向け外食が丼の白飯を真っ先にコストダウンの対象にする(味の分からない連中に良い米を出す意味はない)に対し、この手の店は米そのものの品質と炊き方に拘わることで、食事という行為に対する基礎的な充実感が根本的に異なっているように思う。

実際、酒1合に山葵(漬)、蕗味噌、酢の物、谷中生姜の酢味噌、貝のヌタ、焼きたらこ、焼き海苔、目刺し、下ろしを添えた玉子焼きをチビチビ摘み、最上の漬物と熱い汁で櫃に入った1合の炊きたての白飯(土鍋炊き尚可)を食い、最後は緑茶で一服、締めて5000円のランチならけっこうイケると思うんだが。酒は高すぎない特別純米酒くらいで十分。生卵は論外だが、納豆、明太子、イクラ、焼き魚、刺し身もダメだ。俗すぎる。味の良さは料理人のセンスそのものだから工夫の仕方はいくらでもある。5000円ランチが一般化するのは厳しいだろうが、この先しばらく輸入品は高騰するから、店内飲食できるおにぎり屋など国内調達でも十分利益が出そうな業態が流行りそう。

『から揚げの本田商店』

寂れた田舎駅前に新装開店して2年くらい経つかな? 世情に疎いオレが行くのは最低1年経ってから(笑)。既に下火になりつつあるブームに乗り遅れ気味の廉価チェーンだが、キャッチフレーズの「味が濃くてごめんなさい」に腰が引けていた。昔、出先で食べたスタ丼屋のから揚げがニンニク臭くて閉口したし、ホモ弁のから揚げはから揚げの体を成していないレベルに堕ちたしで、自分で作ることもまずないし、基本から揚げには縁がないから心惹かれないのである。うん、そう、鶏肉好きじゃないんだよな、多分。幼少期に食ってた鶏は地鶏だったが非常に高価で子供の食うもんじゃなかった。人形町の玉ひでだっけ? あそこは軍鶏だけど、鶏肉が当時の和牛より高級品だったから料亭として成立してたわけ。昭和の後半になって出回り始めたブロイラーの臭さ、ブヨブヨの食感には参った。今はだいぶ改善されたし地鶏は相変わらず高くて口に入らないからブロイラーの味が標準になっただけ。しかし、世の中では人気No.1のオカズだという。オカズ???……カッペ老には戸惑いしかないが厳然たる事実らしい。いやはや。それでも過疎寒村ゆえ、選ぶほど店ないしおいしくてもいつも同じじゃ飽きるし新規開拓は欠かせない。

そんなわけで13:00過ぎ。オバちゃん2名暇そうにお喋りしてる持ち帰り窓口の左にあるドアを押す。ワンオペあんちゃん店員がお好きな席へどうぞ。カウンターが5席ほど。奥にテーブル席。スカスカのガラガラ、客オレ一人(笑)。駅前の昼時で、コレで良いのか? 4人掛けのテーブル席を選ぶも椅子が尻乗せるだけで座れる奥行きがないというアレだ。通路側は丸椅子だし、まぁ、何とも省スペースで驚く。テーブルには今風に市販品そのままの胡麻と紫蘇醤油のドレッシングボトル、マヨチューブがどどん。メニューはランチのみで御飯と味噌汁がセットになった定食しかない。仕方ないからいちばん安い旨塩定食(モモから揚げ3個:税込み550円)に甘辛から揚げを1個追加。ビールを頼むとLINEお友達で飲み物何でも1杯無料というのでその場でQRコードを読む。親切なあんちゃんだったな。

10分弱ほどでトレイに乗って小さな丼白飯、から揚げ3個、味噌汁の三点セットに甘辛ダレが掛かった小皿に追加のから揚げ。キャベツお代わり自由だそうで。でもスライサもないのか? バイトの手切りで幅がバラバラだし冷水で締めてもいない、ウサギの餌じゃあるまいし、お代わりしたくなるレベルには程遠い。小さいレモンも明らかに萎びていて使うのを躊躇うレベル。から揚げは「から好し」ほど整形されておらず不揃い。一応肉だけで屑肉を結着剤で固めた某とは違う。濃い味も僅かな塩味とニンニク臭だけで胡椒も生姜も利いておらず、どこが濃い味? 甘辛タレは確かに濃すぎるが、下味はコストカットして代わりにテーブルに調味料を並べたのだろう。肉は特にテンダライズ等加工はされておらず素直な感じ。大きさは50g/個くらいかな。揚げは平凡で浅め。元々から揚げで白飯を食う習慣がないし期待はないが、白飯はそれほど量が多いわけでもなく、冷凍していた昨日の残り飯を温め直したような味でポソポソ。一切れの漬物も付かず食い切るのに難渋した。味噌汁は全く記憶に残らないよくあるタイプ。

帰る頃に男1、女1がカウンターに。店員と和気藹々の女はバイト店員だね。GtoEで支払い店を出ると、持ち帰りのオバサンが2名ほど。ベンチもないから立って待つしかないよな。以前はご飯もお代わり自由で数種の漬物壺がテーブルに常備されていたようだが、値上げの上、それらのサービスはすべてコストカット。食べていた席の正面に飲み放題セルフのハイボールとレモンサワーのサーバがあったが、最近はそういう酒が流行っているのかね? 学生相手の安い居酒屋みたいで萎えるな。総じていろんなことが上手く回らず劣化が止まらない印象を感じた。安さだけを求める客を相手にする商売の末路というか、コンビニやホモ弁相手の戦いは辛いわ。

サラミチーズ

『某とんかつ屋』

宣伝意欲ゼロの典型的な家族経営の地元の店だと思っていたが、最近はこんなところまで来るのか? と驚くほど食べログやGoogleの口コミ野郎+女が押し寄せて、写真撮ってうpロードして、物知り顔で評価したりコキ下ろしたり。ああ、インスタも。でも書かれた情報の98%は中学生の作文以下の真性のゴミで、店の人は堪らんな。まぁ、見ないだろうけど。関わらない姿勢を貫き通すことが正解。だいたいこの口コミ、ほぼすべて評価の対象はいちばん安い2種のランチを対象にしたもので、こんなお店でこんなものを食べてる私って素敵でしょ? と言いたいがために食べているわけで、必要なのは見映のする料理の写真と小洒落た店の雰囲気なのだろう。逆に店から見れば、土日のランチに3、4人で押しかけてコスパランチでキャッキャしながらアラ探しして写真撮って二度と来ない人(笑)。

GtoEの電子クーポン取扱でランチの時間帯でもランチ以外のメニューに対応してくれる。原則平日の明るい時間にしか外食しないオレにとってはありがたい対応だ。この手の個人店としては駐車場も完備しているが、徒歩で15分ほど、裏手に昔の砦があったりして程よい散歩コース。14:00から17:00が中休み。昼は混むだろうと13:00過ぎたばかりだというに客ゼロ。今まで誰かいた形跡すらない(笑)。道路からかなり奥まった位置に玄関があるので、人と成りは店内からよく見えるのだろう。入るなりお好きな席へどうぞ。木漏れ日の当たる角の四人テーブルへ。奥には座敷もあるけど歳のせいか椅子のほうが楽だ。テーブルの中央に対面を仕切る巨大なアクリルの衝立。外套を脱ぐとネエチャンがお茶とオシボリと箸を配膳。豚肉以外にも牡蠣やエビ、クリコロにメンチ、鶏も牛肉もあるがとんかつ屋だからね、ロースかヒレか。重量別に選べるが210gのジャンボ一択。

ここはジャンボ・ロースとジャンボ・ヒレのみ揚げ方が異なる。メニューにもかんたんに書かれているが、途中まで低温揚げしたカツに白葡萄酒を振ってオーブンで衣の水分を飛ばすという方法で、都会の老舗や有名店のようなピンピン跳ねた流行りの粗衣ではないが、薄い衣と相まって実に良い味わいを作り出している。縦方向に加え横にも切れ目が入った大振りのカツを、そのまま口に入れると圧倒的に柔らかで、かつ溢れるほどの肉汁が口の中に広がる。低温揚げでベチャッとしがちな衣もカリッと香ばしく、トンカツとコートレットの和洋折衷的技法なのだろうが、何度食っても唸ってしまう。バラで追加するコシ系の白飯とナメコ汁も安くはないけど外食ではなかなか食えない質で、非常においしい。漬物もそれなり。もちろんゴリゴリ摺り下ろす胡麻はない(笑)。

ビール(マンボウ中は瓶のみ)を飲みのみお通しを突付く。しばらく待って肉が来るころ、80代は確実な老夫婦。常連らしく牡蠣や魚介をバラでオーダー。なかなか趣味が良い。その直後に同年代の爺1名。こちらは一番安いランチで1回だけお代わり無料の白飯が少ないって文句垂れてて笑った。

最初に行ったのはもう30年以上前のこと。過疎寒村では貴重な飯屋だ。10年くらい前かな? しばらく店が閉まっていた時期があって、そこで娘婿に代替わりしたと思うのだが、高いのは売れないし、やる気出しても誰もわかってくれないし~的な諦観がしみじみと伝わる素晴らしいトンカツです。

4月からちょっと変わった。昼時はコソコソ奥の座敷が役場の正規公務員でいっぱい。業者に奢られてるのもいるな。メニューは変わらない気がするが、酒にお通しが付かなくなった結果300円ほど安くなって、代わりにお新香の小鉢が無くなった。汁物も椀がランチセットと同等でちょっと凹む。GtoE終了後は現金のみで使いにくい。ジャンボ・ヒレとジャンボ・ロース(共に肉210g)は相変わらずの至高。と言ってるうちにGtEが再開したので取り敢えず2万分購入。紙クーポンで+2万も考えたが、あれは1000円券と500円券で使いにくいんだよな。おまけは2割とセコくなったが、現金しか使えないことが多い地元商店会加入系の店で使えることが最大の利点。

白カビチーズ

『腹一杯の居酒屋ランチ』

いわゆる酒を飲まないからいわゆる居酒屋という業態には近寄らないのだが、GotoEatが使えるのと、Payとd払い対応でクレカも可という奇特な非チェーン、区画整理で建っちゃった自社ビルだろうか。夜来たことはないが、壁の手作り感がありありの紙メニューは昭和の居酒屋。海鮮を標榜しているから開店前の店頭には鮮魚のトロ箱が積まれていたりもするが、表示された魚種、産地や漁協名を見る限りはありきたりというか、平凡というか、他愛ないというか、お世辞にも希少や高級を狙っているわけではない。

11:00~15:00のランチタイムは日に日に客が溢れ盛況だ。メニューは税込み600円のセットが3種、700円のお任せセットと握り10貫オカズ2種、小サラダ、漬物、味噌汁付きの寿司セットの5種。700円のセットは+350で生中ジョッキ付きにできる。大雑把なオカズは当たり外れがあるが、概ね大ぶりで刺身や寿司も高級タネもA級でもないがネタが大振りで分厚い。ネタの切りつけは鮨屋のそれではない。質はともかく量がすべて倍盛りレベルで、運ばれてきたものを見て女の子なんか涙目になる量。定食の飯は半分にしてもらわないと食いきれん。

店主? の一風変わった客アシライが評価を分けそうだが、連れ立って仲良し小良しの学生風から制服姿でツルム作業系のおっさん、衰えの目立つ弧老(←オレは今ここ)、そこだけ煩い近所爺団と、客層の貧しさには目を瞠らせる。平日は近所のパート事務のおネエちゃん、土曜はコスパ・カップルから節約亭主に連れられた子猿3匹30万ファミリィに至るまで、酒も飲まずにお茶でちまちま飯だけ食って、600x2の現金払いで帰っていくオレの知らない未来のニッポン。

『いつもの日式中国料理』

とんかつ屋に行ったら道路際の看板に本日勝手ながら臨時休業だというので20mほど先の街中国。町中華は後継者不在で過疎カッペ村ではほぼ絶滅した。辛うじて日高屋しか残ってないわ。13:00過ぎでそれほど混んでおらず最奥の4人テーブルに案内される。すぐ手前の4人は役所の中高年オババ正規公務員。煩い。注文を携帯端末でしようとしたら、丁度ネエチャンが水とオシボリを持ってきてくれたのでその場で注文。担担麺と葱叉焼丼のセット、ビールに餃子は3個。以前餃子6個で懲りた経験は反映される。直後に女3人ご来店で、嫌な予感はドンピシャ。オレの左の4人掛けテーブルへ。メニューの検討会が始まる。延々15分。煩い。コチラは小学校か幼稚園の教員だろう。会話の知的レベルと普通なら聞こえてくる話が聞こえてこないから公務員はすぐわかる。この店、向かいの地域基幹2次救急病院と役場の正規公務員、公財に一財、その周囲の3セク天下リーノとそこに寄生するシロアリ産業という可処分所得余裕パーソンの心をうまく掴んでいるよな(笑)。土日のほうが圧倒的に空いていて、13:00すぎの平日こっそりランチが大盛況。

ピカピカの役場の中にもガラス張りのオシャレ食堂はあるのだが、これがまたどうやるとこうなってしまうのだろう? という昭和の残滓のようなセルフ食堂で、手広くやってる超老舗の仕出し弁当屋の直営なんだが、昼時もいつもガラガラ。腰が抜けそうな在り来たりのダサいメニューに値札眺めて、食券販売機が現金しか使えなくて即刻引き返したもん(笑)。食券とか現金とか本当に今すぐ止めて欲しいんだよな。仕事柄近在の役場にはあちこちよく出向くが、業者に逃げられて食堂無い役場が多い。県庁みたいに生協に牛耳られたくないから公募入札にして、組合あたりから多少の補助は出ているはずなのだが、舌が肥えた高給取りの職員に合わせると特定市民と左翼と学会がけしからんと妬むし、住民に合わせてお手頃価格にするとマズいから職員が使わない結果、採算が取れないという笑えない笑い話。アホくさ。

『から揚げの天才』

納品用に印刷しなくちゃいかんのでA3:2箱3000枚、A4:4箱1万枚のコピー用紙を買いに出る。紙は(重いから)ネットで買うとあまり安くない。ついでにバレルを買ってくるようにとの命を受け、バレルってなんだよ? と問うとケンタッキーだという。ケンタッキーってなんだよ? というと……、思い出した。KFCだな。最後に店に食いに出かけたのは高校2年のときだよ(笑)。記憶力はいい方だ。でも、そこMACはあるけどKFCはないだろ。そういえば今どき? 持ち帰り専門のから揚げ屋ができたという話をどこかで聞いたなと思いつく。バレルというのは恐らく樽を意味するのだろうが、揚げたチキンだけが入ったおもちゃのバケツみたいなものだ。

で、から揚げの天才。頭悪そうな屋号で自分からは近づくことがないタイプ。揚げ物だから注文を受けてから揚げると、仕込みまではできているとして、揚げ5分、低温2度揚げなら7~8分、油切り3分、パック詰め1分としても、最低で9分掛かる。実際、バリカーに尻乗せてスマホしてる注文済みの待ちが2名ほどいたので、デカデカと看板に描かれているQRコードを読み取りアプリをインスコ。田舎もんはクーポン付きの文字に踊らされるんだわ。マズイと困るからバレルは遠慮してファミリィ・セット10個入り、クーポンでトマト味2個増量を選ぶ。10個の内訳とソースを5個選んでPayPayで決済完了。出来上がりは15分後と最初に表示されていた。別の店で買物をして15分は経っていないけど、先程からお待ちの学生君とおっさんリーマンを尻目に、窓口で「アプリ注文したカッペ老ですが……」と言うと、あ~はいとすぐに手渡された。箸は自分で必要分取ってねとネエチャンちょっと親切。う~、レジ袋から立ち上るニンニク臭に悶絶。そのまま車内に持ち込みたくないから大き目のレジ袋で二重に封印した。

肉は腿肉。普通の白からと黒からが税抜99円、他のアレンジから揚げは税込み21円増し/個。大きさは60gくらい? 価格的には、まぁ、そんなもんだろレベル。今のところ本田商店の2割増し、ホモの3割増しはあるかな。ホモのチキンバスケが10個で600円程度。肉が大きいからやま、から好しよりは当然安い。肉以外の結着材や嵩増し充填材も今のところ使っていないだろう。ソースを使わなくても下味は付いている。特にアレンジから揚げにはソースが不要なほど今風の濃い味アレンジが施されで辟易するわ。油切りがイマイチで3個食ったら腹膨れた。軽くてクセのない油は通称植物油脂、要するにパーム油とか大豆油の類。注文して30分以内に食っているものの、味は既に持ち帰りの味というか劣化状態で、ほんのり温かさが残る程度。日頃、持ち帰りや弁当の時間が経って冷え切った揚げ物や白飯を冷めてもおいしいと過剰に礼賛する社会だから、適切な温度で食べる料理の味を忘れてしまい非適温でも食えるように濃厚で過剰な味付けが流行るのだろう。食い物が料理として成立するには適温であることが極めて優先順位の高い要件だと思うのだが、食う人が気にしなければ料理人はそれを蔑ろにし、食う人は冷たくても甘辛で味が濃ければ満足だし、パッケージごと電子レンジで加熱してホカホカのホット・サラダや漬物を気にせず食うというのがすっかり当たり前……を、通り越して、熱くもなく冷たくもないヌルくてトボけた味わいが食べ易いと絶賛・歓迎されているのかもしれないな(笑)。

貧鮪

『から揚げ天才・続き』

GoogleMapの口コミや店舗前の特設行列指南のバリカー+鎖を見ると開店当初は行列愛好者が押しかけたようだが、今はその痕跡すらない。てっきり誰もがから揚げを買いに訪れる店なのかと思っていたが、多くは399円の唐揚げ弁当やから揚げ丼を買っている模様。から揚げで飯食うのか? から揚げだけじゃ売れないのか、299円の海苔弁に加えカレーまで始めるそうで、牛丼チェーン以下の底辺狙いとは恐れ入った。まぁ、ここはビールも飲めない持ち帰り専門だから競合はホモ弁やコンビニ・スナックなんだろう。

MACのキモいピエロを筆頭にKFCは白ヒゲオヤジで、不二家のペコちゃんくらいは世情にとことん疎いオレでも知っている。が、この店の店頭の親父は実在の芸人らしい。生身の人間の偶像崇拝とは恐れ入ったものだが、ワタミ隠しなのかね? 店員なんかワタミが整理した居酒屋から出向か転身だろ? で偶像は今や地に堕ちた築地場外のブランド玉子焼き屋の関係者だっけ? 肝心の玉子焼きは高くはないけど印象にも残らないタイプでほとんど記憶にない。から揚げに玉子焼きセットすりゃ、弁当のオカズの定番狙い。B層には受けが良いんだろう。

1ヶ月も経たないうちに、並びにオリーブチキンなる半島系チキン屋が出現。こちらは店内飲食可な女子向けおしゃれ系で値が張るから上手く棲み分けできるのかね? ハンバーガーもレストラン・メニューも新作はチキンばかりが目立つけど、三種の神器:カレーラーメンハンバーグに最近はチキンと餃子と饂飩を加えると完璧? 残り一日は、男は牛丼、女はパスタで文句なしの決め打ち。しかし、レシートすら出ない無人餃子の現金箱入システムってよく考えたな。農家の無人販売と同じく販売廃棄盗難ゴタマゼ、取引の実態を誤魔化し放題の脱税の温床だよな(笑)。

『回転寿司美登利』

憧れの帝都大東京のステイタス・エリア世田谷梅丘を総本山にするチェーン? とは違うのか? 開店して4,5年経つかね? 評判は耳に入っていたが今回初めて。平日11:30、カウンター3割、テーブル6割ぐらいの埋まり具合。内訳はビジネス系3割、爺婆6割、有閑オッサン1割位かね。チャチな仕切り付き2席分のカウンターにご案内。湯呑と割り箸が下げられた隣席を荷物置きにできるのは良い計らいだ。早速タッチパネルで生ビールを注文。レーンに寿司は流れていない。直ぐに配膳されたビールを飲みながら、メニューをざっと眺める。プラケースの本日のおすすめ、パネルの今月のおすすめ、摘みの一品から握り、炙り、揚げ物、酒、デザート等見切れないほどの充実ぶり。この派手さは新聞の折込広告で見るくら寿司に近くないか? 仕入れが似通っている気がする。

最初に目についた鮑の刺身と春の天麩羅を注文。500円だからさ、長手で6cmほどの輸入エゾ鮑と思われるが、肝付の捌きたてで極めて鮮度良くちょっと驚いた。スシローも活き鮑キャンペーンを始めたのでどこかでダブついているんだろう。天麩羅は紐付きのホタテ1個と行者にんにく、オクラ、獅子唐。紐付きホタテは冷凍だな。ちょっと揚げ過ぎで硬かった。天つゆは無くて銀カップの甘味噌で食えということらしい。ま、300円だからな。注文してしばらくかかったが、天麩羅はある程度注文をまとめてから揚げている模様。5人分が一気に配膳されたわ(笑)。春だからといって養殖か畜養だから旬なんてあってないようなホタテ押しがウザい。寿司でわざわざ食うネタなんだろうか?

握りは小肌がある場合はソコから。併せて、およよ? と目に止まったミル、ミル紐、活き赤貝、煮蛤あたりから。メニュー構成からして期待はできないが、小肌はよくある業務用冷凍フィレの中央に飾り包丁一筋入れただけのタイプ。煮蛤も開いて寿司ネタ用に流通する冷凍もの。値段通りのレベルに納得するしかあるまい(笑)。輸入の冷凍だがミルクイは一応本ミル。最近まともな鮨屋でも滅多に味わえないから面白い。赤貝は高価な生を選んだが、1貫250円じゃ期待するほうがおかしいか(笑)。ネタのグレードも載せ方も回転レベルを超える部分はない。銚子丸とドッコイか流行っている分、丁寧さはちょっと上。特に指定はしなかったがロボット・シャリはかなり小さめ。

タマトマ汁

紋甲イカはまぁまぁ、シャコは冷凍、ホッキ紐は品切れ、青柳も旬の東京湾産とは似ても似つかぬ淡黄色の何か。マグロやエビは人気と見えて品揃えが豊富だが、食指が動かなかった。いちばん受けたのは納豆巻きの天麩羅(笑)。納豆細巻き1/2本(3個)に衣を着けて揚げたもの。おまけに紫蘇の葉付きで、醤油をチョロっと垂らして熱々を頬張ると納豆がヌチュゥと。しかし、ここの寿司はシャリがちょっと甘過ぎ、酢の味も香りもほとんどしないのはもうどこもそうか。生ビと冷酒込で5000円弱とほぼ想定通り、ドンピシャの会計。駅ビルなので特に考えずJREポイントを貰い、Viewカードでお支払い。

『大戸屋』

年2回、6月と12月、優待3000円分を消化しに行っていたが、コロワイドに乗っ取られてからはポイントカード形式に変更で半年に4000ポイントを消化せねばならない。年末の午後、メニューは買収前より大幅に増えてなおかつ量感が増した。鶏肉と魚だけじゃなくて牛・豚肉のメニューが大幅に増えた。オカズ2倍盛りもできるようになって、かねがね定食のご飯とオカズの割合に納得できなかったオレには朗報。一応新社長が言う男が魅力を感じる料理を増やすという方向性は実現されたようだ。もっともメイン・ディッシュが充実したのに比して、追加で頼む付け合わせや小鉢は貧弱化してトータルはあまり変わらないのかね?

生ビはおしゃれグラスから普通の中ジョッキに、価格も安く変わっていて好感した。期間限定の煮込み料理(何だったか覚えていない)を頼んだが、凝っていてなかなかおいしかった。料理が出てくるのも以前より早く感じたあたり、改革は進行中なのだろう。肉の倍盛り等もできるようになってオカズと飯のバランス感は大きく改善した。

ハムサラ

モーニング・サービス

ウチの辺りは過疎辺境カッペ土人部落だから朝食を喫茶店(店がない)でモーニングという習慣はほとんど聞いたことがなかったのだが、コメダが進出して以来流行っているのかね? なんでもコーヒーに無料のトーストと茹で卵が付くらしい。あとアンコも(笑)。そのトーストが4枚切り? の食パンを使った極厚らしく、食パンといえば8枚とか10枚切りのパンしか知らない貧しいペラペラ・カッペ老にとっては脳天に焼けた火箸を打ち込まれた如く衝撃的な出来事である。あわわ。茹で卵はエッグスタンドに載って、殻をペチンとナイフで叩き、塩を振りながらスプーンですくって食うあれか? うんうん、あれはいいよな。卵の味を楽しむ料理としては抜きん出ている。ワシも常温に戻した卵を2個、8分間茹で、ボイルド・エッグにして朝食の友にしたり、生クリームとチーズを混ぜた卵でスクランブルドにするのは好みだ。

朝飯

肉はベーコンでもソーセイジでも良い。もちろんたっぷりと盛り付けた生野菜やハーブのサラダとコンソメやポタージュ・スープ、ヨーグルトのデザートも必須だし、哀れなペラッペラの薄いトーストには発酵バターや各種のジャム、ペースト類をたっぷり塗り付けるのが好みだが、そんな小手先のテクニックに依存することなく、高級食パンを生み出し、見たことがないような分厚いトーストを当たり前のようにモリモリ無料で食える中京や関西の先進文化が羨ましい限りである。

朝飯スープ

卵はシュレッド・チーズと生クリームを惜しみなく加えながら固まらない程度に火を通す。チーズはまともに買うと目の玉が飛び出そうになるのでカビがもさもさ生えた期限切れ寸前を安価に調達する。サラミは1本200gで1200円弱のフランス産。本場はロンバルディア方面のイタものらしくコレでも安い方。ナッツ入りだったりハーブを纏っていたりと色々種類が豊富で選ぶのも楽しい。馬鹿高い関税のおかげで国産品も質が上がっているのは認めるが、チーズと同じく最大公約数狙いばかりで食指が動かん。猿真似上手で器用だけどセンスがないのは致命的。売れないから同じ味に集約されるのは理解するが、ソコ止まり。先はない。

サラダはドレシングが買えない代わりにバルサミコ酢や各種ヴィネガ、オリーブ油などで調味する。昔は最初に濃縮還元でない生のパイナップルやオレンジジュースを飲んでいたが、あれはデブるので止めた。コーヒーはケニアAAやキリマンの酸味があるさっぱり系か、コクのあるインドネシア、マンデリンやトラジャの中煎りを挽いて、窓の外の木々に集まってくる尾長やメジロを眺めながら香りを楽しむ。茶の場合はクローブ、カルダモン、生姜、黒胡椒、シナモンなどをグツグツ煮立て、CTCアッサムを一掴み、更に煮立てて赤茶色に染まったら牛乳を注ぎ、沸騰直前で止める。

適当サラダ

朝食は8時に準備を始め、8時半から食べ始めても大体1時間ほど掛かってしまう。物足りなくて薄いパンをもう1枚焼いたり、バゲットだデニッシュだと調子に乗ると10時過ぎまで掛かるから、気の早い奴が電話かけてきたりして煩いのがいちばん困るわ。(記録に残るから)出ないけど(笑)。


2022/04/26 作成__2022/04/26 最終更新