Full Bloom

このところ急速に食が細り、忍び寄る老いをしみじみと味わう機会が増えた。そんな老poor、今年も野草を食って凌ぐ。蕗が薹立ちするので摘み取って天麩羅、酢味噌和え、蕗味噌に。あっという間に成長するので採取時期を逃すとほっかむりしている売り物とは趣が異なるが、味は比較にならん。スーパーに行くとまだ蕾の状態の蕗がパック入りで売られてるが、あれ、採取して一週間くらい経ってるよな。匂い飛んでるし。根本黒くなってるし。

露地の蕗

名の通った天麩羅店等で食う春の蕗にしてもチャンチャラお笑いなのは言うまでもない。季節感にあやかろうとする努力はわかるんだが、旬のナントカって、結局それ用に生産された紛いもんばかりで野性味の欠片もないから、ちっとも旨くない。

蕗

コロちゃんは5月に一旦ピークを持ってきて、7月中旬くらいが底になるよう調整中なのだろうか? 本来、とうに決まっていなければならないことを徹底して先送りにしているのは、決まっていないからではなくて、時間切れでなし崩しに強行突破を図るための布石だろう。この先、隠蔽してきた驚くべき事態がうっかり露見したところで唖然、呆然しても時既に遅し。スポンサーでもあるマスコミを動員して声を大にして一気に始めちゃえば、もう後戻りはできない(笑)。苦労して掻き集めたワクチンを関係者サマ様用に横抜きされたくらいで目くじら立てるなョ。まだまだ、選り取り見取りの勇気と希望と感動を与えてくれる仕込みエピソードと隠し玉はこれから(笑)。

花見

もちろん、そんな他所の思惑などどうでも良くて、オレは桜が満開なので近くで花見。酒は黒ビールとスコッチ・ウィスキィ。摘みは出汁巻きタマゴと茹でブロッコリ、ウインナ、ミニトマトと定番。梅干しのオニギリ2個付きでどうだ? 日向のベンチを確保してそこここの桜を眺めながら春の宴。

弁当

花粉は杉と檜の谷間で、加齢による免疫低下も加わって以前ほど酷くはない。通りすがりの人が平日の昼間から羨ましいねとばかりに覗き込んでいくが、春麗らにして花開き木々は芽吹き、溢れんばかりの生の爛漫を享受しないなんて野暮にもほどがある。

今年の収穫1回目

カッペ寒村。アライグマを見かけたのは数年前だが、朝、玄関前の土間コンに血溜まりがあり、カエルの内臓らしきものの一部が。その場所から空家の隣家方向に点々と血塗れの足跡がある。典型的な5本指はハクビシンだなぁ。ヒキガエル食うのかよ(笑)。ときおり猫とは思えない大きさの黒毛の動物を見かけるし、夜、電柱に登っているのを見かけたこともあるから間違いないだろう。オスの野良猫が喧嘩してボロボロになっていたのもハクビシン相手じゃなかろうかと睨んでいる。空家が恰好の住処になるらしいから、空家だらけのカッペ村じゃお手上げ。

足跡

しかし、まぁ、つくづく代わり映えがしないというか、この揺り戻し力には毎度感嘆する。思えばWW2でコテンパンに伸されて180°変わったと思えば朝鮮戦争ですっかり元の木阿弥。高度成長が頓挫し頻発した公害に少しは心痛めるかと思えば不動産と開発に狂騒し、バブルが崩壊して少しは真面目に働くかと思ったら、リーマンでもう一回同じ轍を踏み、2011で少しは生き方が変わるかと思ったら、もう忘れたふりしてオリンピック。空かさずコロナという天罰を食らったはずなのに、GoToにバラマキって行動変容も産業構造の転換もさっさと諦めてすっかり元通りにしないと気が済まないって、この同じところから一歩たりとも動こうとしない、その尽力というか耐力は誰に、どこに原因を求めるまでもなく遺伝子に深く刻まれた民族の素養なのだろうか。いやはや、オレはイチ抜けたから後はどうでもいいんだけどね(笑)。

蕗の天麩羅

ダブル・ぼっち飯

一人で飯を食うことをぼっち飯と言うらしいが、カッペ貧老の場合は自分以外の客が誰もいない飯屋で一人で飯を食うことが愉しくて堪らないというダブルぼっち飯だな(笑)。

蕎麦ぼっち

14:00少し前。仕事を終えて最寄りの高速ランプへ行く道中。15分ほど走るも飲食はおろかコンビニすら無い田舎道。ランプ間近になってようやく蕎麦屋発見。PayPayの幟あり。よくある田舎蕎麦屋風の店前に車を留め、引戸を眺めるに営業中の文字があってよかった。

蕎麦粉は常陸産、ランチメニューを眺めて盛り蕎麦にナガラミのかき揚げミニ丼付をオーダー。ナガラミは巻き貝の一種で突き出し等で楊枝で繰り出して食べるアレだ。かき揚げは初めて食ったがコリコリしていておもしろい。大盛り無料とあったのでそうお願いするもその分がなかった模様で、ザルを山型に置いてその表面を覆う形の手打ち蕎麦。更科タイプの白い蕎麦もツユもおいしかった。

壁に黙食のポスター。まだウラ若い亭主は面倒臭そうな面構えだが、奥さんは小柄で細い笑顔のきれいな人。若い頃はさぞかし美人だっただろうが、苦労が滲み出ちゃってるな。大事にしてやれよ。

鰻ぼっち

観光地として売り込んでいる北沼に勝るとも劣らぬ程度に、なんでこんなところに鰻屋が? と思う程度に西沼南岸界隈にも鰻屋が点在しており、こちらはその気になれば駅から歩けなくはない距離なので自由闊達に酒が飲めなくもない。往きはTaxiでも良いし、帰りも酔い醒ましを兼ねて適当に散歩がてら長閑な田園を歩きつつ、面倒になったらアプリでtaxi呼べばいいから随分楽になったもんだ。

納品の帰り。営業時間内でかつ昼どきを外すには、それなりの熟練が必要(笑)。沼を跨ぎ南の橋詰に。奥に駐車場もあるが、あれ? もしかして定休日だったか? と落胆しつつ店前のスペースに車を停め、引戸ガラガラ。開かない。ゲェっと反対側を引いたら開いた。店ガラガラ。客オレだけ(笑)。4卓ほどある椅子席の中央に座り、メニューを眺めるほど選択肢はない。1.5尾の松鰻重にかぶと煮と肝串を追加。肝串は一人一本まで。ノンアルビールがメニューに載っていないのでお茶で我慢するしかない。待つこと15分ほどかな。カブト煮。12尾分か? けっこうな分量でおとと。酒無しが辛い。もう10分ほどで肝串。苦味の残る部位も刺さっている、なかなか珍しい自家製かね? 更に10分ほどで蓋付き重箱と吸い物、新香のセットで一揃い。

重箱の蓋を取ると縦方向に4p半身が3枚。隙間なくみっしり。尻尾の先端がちょっと焦げる程度の焼き。タレが上掛けされて、飯にもタレが染み込んでいる、かなり一般受けしそう。タレは甘くはないが濃いめで野太い感触。蒸しが浅めでよく焼かれた鰻には合うのだろう。米は地元産のコシ系。硬めに炊かれタレとの相性もよく考えられている。

別の日。13:30頃。ちょい先にある別の店に行ったらシャッター降りてやんの。しょうがないから戻って、鰻ぼっちretry。月曜は休みのところが多いので重宝する。今日は店前に車が数台。何とか宣言が解除されて客入ってるな。椅子席満杯で座敷へ。畳座りは足が疲れるから困るんだが仕方がない。4~6人用6卓のうち4卓が埋まっている。女二人は既に食い終わっておしゃべり中。夫婦は静かに歓談中。BBA2名は汚いかっぺ方言で口角泡を飛ばしながら、遅いやら鰻が薄いやら米がまずい等とこき下ろし中。ウルセエよ。お茶と濡れティシューが出てきたときに聞くとノン・アルあるそうなので貰う。肝串、カブト煮、1.5尾の松重は同じ。タレは前回より薄め。オレはこっちのほうがいいな。米は予想外の客入りで足りなくなって慌てて炊いたなぁ。蒸らしが足りん(笑)。

店主と思われる職人は40代だろうか? 若いな。二代目か。基本カッペ地帯の鰻屋は昼が掻き入れ時だから、夜に真打ちが登場するとは考え難い。昼の部最後の客になって、足を投げ出し、全開の窓からゆるりと流れ込む春風を心ゆくまで愉しむ。少し冷めた茶が旨い。

肝串

ぼっち持ち帰り鰻

同上西沼北岸橋詰、干拓した田んぼの中の一軒家。最果てだわ。いくら商売とはいえ、発狂しそう。幟が立っているのでそれとわかるが、マジでただの掘っ立て小屋。持ち帰り専門。それも白焼きのみという特殊変態(白焼き肝串150円もある)。本業は卸なのかね?店で出てくるようなサイズの白焼きは扱っていない模様。蒸し以降は自分でやれというタイプ。蒲焼きの仕方は説明書きをくれる。タレも売ってるが最高の醤油と味醂があれば自分で作ったほうが良いのは言うまでもない。店というか作業場の壁に大きさ別の白焼きの価格表があり、2600~3800/尾の5種類がラインナップされているが、あるのは大抵一種類(笑)。その日入荷した鰻だけヨン。2800でも3pよりでかいな。これ一人で食うの? というレベル。お婆ちゃんが丁寧に骨抜きしてくれているから、小骨に悩まされることもなく、ココの白焼きは最高だわ。おぅ、ウムぐもぐもぐ。土日に行ったことは無いから知らんが、オレ以外の客がいるのを見たことは唯の一度もない。

白焼き

夫婦?+老婆でやっているのだろうか? どう見ても女系が親子の婆ちゃんが骨抜き係。旦那は世捨て人みたい(笑)。捌くのは奥さん。包んでくれるのは奥さんだったり旦那だったり。焼くのは旦那という不思議な分担が目を惹く。原則、白焼き2尾と肝串6本を購入。1尾は皮目を下に10分ほど蒸して下ろした山葵と香り高い濃い口醤油で、もう1尾はタレを自分で拵えて蒸しを加えた後に蒲焼きにするのが習わし。コレを食ってしまうと、もう冷凍鰻には戻れない。絶望した。

とんぼっち

以前Paypayが使えなかった某Qだが、ココ食い物はうまいんだな。セットでお代わり放題の豪華なおしんこが今風でなくてとてもおいしいし、やまと豚か群馬産赤城豚を選べる背肉の肉質も良い。大きさも240gまで選べる。できれば300gも出してくれ。油も揚げ加減もよくあるチェインのレベルを凌駕する。今はクレカもPaypayもしっかり使えるようになって文句の付け所がない。ご飯もキャベツもお代わり自由だが、最初から山盛りすぎてその気になったことすら一度もない。他にも魅力的なメニューが揃っているが、とんかつが旨すぎて手が回らん。仕事のついでがないと行く気にならん距離が最大の足枷。近くに出来ないものか。

唯一閉口するのはとんかつ屋って集団で食いに来る人がほとんどなこと。席もテーブル席や小上がりがほとんど。鮨屋も天麩羅屋もカウンターに座って職人の調理を眺めながら食えるのに、不思議とそういうとんかつ屋はないな? ワンセット揃ってどんと出てくるのがほとんどだし、まぁ、屋台が出自と洋食屋が出自の違いかといえばその通り。

鮨ぼっち

参道沿いの鮨屋のあんちゃんともすっかり顔馴染みになり、カッペ鮨も捗るというもの。14~15時過ぎ。客がいたりするとびっくりする閑散。カウンターの中央に座りサッポロの瓶ビールで喉を潤す。光り物と貝を適当に見繕ってもらうか、カワハギの薄造り、赤身を刺し身。酒に変えて刺し身は箸で掴み、ツマも適当に食う。握りとガリは手で掴む。揚げ物や焼き物を挟むのも趣があってよい。最後は分厚い天火焼きの玉子と脂の載った極厚穴子を詰めで食ってお茶だ。

フロンティア・デパ上鮨も選択肢を開拓しつつ概ね行き尽くした。出先で打合せを片付けて15:30前。遅くとも16:00前に暖簾をくぐれるように設定するのがコツ。鮨は好きなネタやその日の旬をしみじみ味わいたいから、とりわけぼっち率の高い食い物で、連れ立って行くことに抵抗を感じる。まぁ、店からすればメンドクセー客なんだろうが(笑)。

梅

天ぼっち

3年に一度の資格維持講習の今年2回め。年をズラして登録すれば3年に2回だったんだが、どちらも3年以内に1回受講しないと処分されるん。公の天下り機関で講習を受けるのが標準なんだが、いちばん近くても都心まで出向かなきゃいけないから、この手の地元近場で開講してくれるのは大変助かる。ビデオだけど受講料も1割くらい安いし。午前の講義が終わって昼飯。向かいのデパ地下に降りたら、いつもの鮨屋に爺婆の行列ができており、即諦め、エレベータ・ホールへ。最上階へ上がり鰻にしようか天麩羅にしようか迷ったが鰻屋にゾロゾロ爺婆が入っていくのを眺め、まだ空いていそうな天麩羅にしたわ。

店に入って指1本立てて当然カウンターへどうぞと思ったら、爺婆集団で満席でやんの。風采は上がらないが気難しそうな糞爺に見えるらしく、一人なのにどこでも案内されるところは毎回なかなかの上席でありがたい。早速ビールを頼みメニューを眺める。顔写真チェックがあるので1時間で戻らないといけないから、牡蠣と蕗が入った春の天麩羅御膳みたいなもので妥協。刺し身や煮物で摘み、メイン登場に合わせビール追加。エビスのおしゃれジョッキだ。天麩羅は揚げたてだし仕込みも丁寧でおいしんだけどさ、今一つ小さくまとまりすぎ。天麩羅なんて下らない屋台料理なんだから、こう野蛮さと荒っぽさが同居した潔さが必要に思う。

蕗

まぁ、甘酢味噌には蕗の苦味が映えるものだ。

チャイナぼっち

d払い50%還元中(当時)。緊縛痴態宣言も解除されランチタイムは外しているのに大盛況やんけ(笑)。身分を隠して13:00過ぎにやって来るのは近くの役場の正規職員バレバレ(笑)。今や社会の花形だよなぁ。農協や信金はコネとか縁故のパーが多いし、雰囲気違うからすぐわかるヨン。そのどう考えても表とは言えない裏通りに数年前にできた店。中国料理を名乗りコックもホールも中国人だが、カッペ部落で中国料理はキツイよな。1ヶ月で潰れるのは自明。したがって味付けからメニュー構成までほぼ日式中華なのは言うまでもない。それも、労poorのコスパ志向をかなり深く研究してる。以前に比べテイクアウトにも力を入れているようで弁当20種類くらいあるよね。冷めたモノを食わない中国人から見れば、冷めた弁当を文句も言わずに食ってくれる日本人はいいお客だわ。価格は500円~800円くらいだけど量がスーパーの上底弁当の3倍くらいあるからもの凄く割安。まぁ、オレは店で舌が焼けそうなのを食うけど。

ほぼ満席でこりゃ待つのかな? と思ったら、コチラドゾーとズンズンと奥へ連れ込まれ、扉をくぐると廊下があって、ズンズン行くと奥に個室があった。8人掛けの大きな円卓二つ。アクリル衝立付。ぼっち。ランチ・タイム・セットから麻婆湯麺と葱叉焼ミニ丼と漬物のセットを選択。餃子も1枚。もちろんビールを付ける。プレモルのおしゃれジョッキで430ml見当でしょうか? 10分ほどでトレイに載って料理が到着。おお、すごい量。ミニ丼も普通の丼茶碗じゃないか。熱々で花椒と唐辛子、豆板醤が効いたナカナカ中国風の麻婆とナカナカ深い味わいの鶏がら出汁スープ、大量の中細鹹水麺で腹膨れた。ビール追加しないで良かったわ。ナカナカ気に入ったので今度は料理の菜譜を色々試してみよう。

茸パスタ

まぁ、茸パスタでも食って、落ち着けよ。

LINE

可哀想にボコボコに叩かれてて(笑)。既にインフラの一部になっていることはわかっているつもりだが、業務で(ましてや官庁が)利用しているとは思わなかった。GtEのフロントエンドとして使われている分には特に問題があるとは思えないが、問題になっているのは個人情報を含むデータが国外のサーバにあることと、開発が中国で行われていることなのかね? インターネットなんだから、データはどこにあってもいいし、セキュリティが適切に設定されてれば、開発がどこでどう行われるかも含めて、国境やら国家という枠組を持ち込むこと自体が??なわけで、安全を考えればバックアップは地球上の各地と軌道上に分散・コピーして同期することが望ましいって思わないの? GAFAやMSFTのクラウドやらfacebookにインスタにTwitterのデータだって地球上の各所でバックアップされて、カード情報だろうが、私信だろうが、仕事上の付き合いから友達・不倫関係に至るまで一字一句AI解析されて国家機関のデータベースに蓄積されているんだから、守るべき個人情報とは何だろう?(笑)。

LINEPayカードも5月から3%→2%になるけど、貧困老にはけっこう使い勝手が良いのでLINEPayをフロントエンドにする頻度は高い。車検と税金を賄ったら一気にプラチナ会員で、チェーン飯屋が決済時に5%~8%引きになるクーポンをたくさんくれるのはありがたいが、多すぎて使い切れんよ。

あちこちの現場ネコ

マンソンの地下駐車場の天井張り替えとなると、まずは内装屋以外に、現場を見なくても照明器具があるだろうから電気屋、自火報の煙感知器、熱感知器があるだろうから防災屋、後は消火設備が何かな? によって消防設備屋の立会いや相番が決まってくるわけで、工事中に自火報が発報しないよう大モトの自火報盤で該当区域を警戒区域から外したり、それでも発報した場合に備えて、機械警備会社への事前連絡なども当然必要になるし、消火設備が炭酸ガスなら閉鎖区画の位置やシャッター、防火戸・避難口の確認、手動起動装置や緊急停止ボタンの位置を事前に確認するのは当然の準備作業になる。

でも、発注する側は1円でも安く上げることしか考えてないド素人だし、受注する側も3K下請け孫受けだから、やって来るのはろくに資格も経験もないリストラ・サラリーマンにナマポ崩れの老人、シラナイ・キーテナイ・オレジャナイしか喋れない若者で、似たような作業服着てるだけの真正ド素人の寄せ集めばっかり。まともに挨拶すらできないような社会の底辺なので、何をやらかすかわからないから可能な限り関わりにならないよう立ち位置を調整し、指示や報告は文書化し記録を残すことが基礎的な嗜みになる。昨今の役所の発注仕様書には「現場に配置する技術者は日本語で日常的な会話が可能な者であること」って、付帯条件が付く時代(笑)。

世の中、システムやテクノロジィは果てしなく高度化していくが、それを扱う人間の能力はどんどん際限なく低下しているから、ソコにできる齟齬も果てしなく拡大していく。中抜き横流し利権に群がって、出来ない言い訳とやらない言い訳を責任回避の隠れ蓑にして、プロフェッショナルをトコトン軽視して蔑ろにして来たツケを心ゆくまで払っていってくださいな(笑)。

冷やし中華近作

まぁ、冷やし中華でも食って、辛子でツーンと世の無常を噛みしめるのだ。

貧すれば鈍す

近くのパン屋がd払い対応になって、2ヶ月間だけど公金でパン半額だぜ(笑)。個人か零細企業(フランチャイズのコンビニはOK)に対象は絞られているようだが、飲食なら酒も半額だからな。公金で飲んでも酒の味は変わらんが、期間上限5万とはいえ、一食7.5万のご飯奢ってもらったこと無い下々老醜としてはたいへんありがたや~。3末とはいわず、ずっとやればいいのに。

auPAY

主要Payの中でauPAYだけは手を出していなかったのだが、コンビニでモノ買わないし、WoumaかHMVくらいしかあまり使い道のないpontaポイントが充当できるようになり、なおかつ、たまたま“すき家”でauPAYのQRコード決済すると1000ポイントくれるそうなんでアプリの設定をした。pontaのアプリを開くと勝手に出てくるのね。ponta-webに登録したときの生年月日か電話番号がどうにもわからずロックが掛かっちゃって、カスタマ・サポの姐ちゃんに解除してもらうというおマヌケ。姐ちゃんと電話番号当てクイズして、4つ目で正解(笑)。ようやく復活してもらえた。

クレカは登録できるが、一旦残高にチャージしないといけない模様。その最低金額が3000というのはどうかねぇ? オートチャージも設定可能なようだが、それほど使う当てがないから当面はこのままでいいか。

3住金信用片

支払い方法をマイペイス・リボにしておけば年会費が半額(だっけ?)になっていたのが、今年から実際にリボ払いしないと半額にならなくなったので、リボの閾値を最低額1万に変更。1.3万くらい使って、めでたく初リボ。手数料は50円もしないな(笑)。デザインがパルテノンからツマンナイ現代アート風になったので辞めようかと思ったが、iD付いてるし、コンタクトレスだし、家族カードの元になってたりして、それも面倒なんだよな。

楽天金信用片

安直金信用片だったが楽天市場におけるポイントが4月からノーマルカードと同じになるそうなので、どうしたものか? と。ムカついたから会費返還してもらってノーマル化しようと思ったが、貧古老の利用形態からするとプレミアム化しても十分元が取れるので5000ポイント貰ってプレミアムにしたわ。会費返還手続き申し込んで、カードの変更手続き。フォームに記入して申込みをクリック。申込受付のお知らせからカード発行手続完了のお知らせまで丁度10分掛かっているから何か審査したのか(笑)。さすが楽天。

申し込んで中3日で簡易書留で到着。upgradeだから? 面倒な書類や本人確認が一切無いのは、なかなか合理的ですな。さすがクレカ最大手(笑)。ETCは常時挿さっているのが1枚、どこかで借りたとき用に財布に1枚入っているが、予備に楽天のETCを貰っておいた。高速代の割引を受けるにはマイレージ・サービスにカードを登録しなけりゃいけないのだが、これがまたPCからしか変更できないクソ仕様だし、複数枚登録して適宜切り替えるみたいな運用ができなくて実に不便極まる。アマクダリーノのこの踏ん反り返った、頑ななまでの融通の効かなさには感嘆するわ。

ぺいぺいぎん

ジャパンネット銀行が4月からPayPay銀行に改名になって、口座を作って15000円の入金とPayPayへの登録で4500円をキャッシュ・バックするよ! 乞食集まれ! というので、貧カッペの心をクスグルじゃないか! 世の中は、レジでポイントカードはお持ちで? ねぇよ!、お支払いは? 現金に決まってんだろが、いちいち聞くなカス! と宣う豪気なお金持ちばかりで羨ましい限りで惚れ惚れしてしまいますことよ。それに引き換え貧老害はポイントだのPayだのチマチマ・ネチネチ設定して、塵が積もっても滓にしかならん無為徒労をみすぼらしく日夜励んでいます。若者様や豪気の方に蔑んだ目で見られ、邪魔だ糞爺、早くしろ! と罵られるのもすっかり日常茶飯事となったものです。あはは。そういえば、PayPayは去年秋頃、キャンペ中におせちを買おうと思って7000円チャージしようと思ったら、酩酊中だったため70000円チャージしてしまい、以降、残高が一向に減らなくて難渋しているところ。

いくら飯

まぁ、いくら飯でも食って酔いを醒そうぜ(笑)。

果物

嫌いな果物はほとんどないが、よく買う果物はパイナップルとグレープフルーツ、イチジク。稀にオレンジ(特にネーブルとブラッド)。リンゴは酸味がある硬めの品種が好きでサラダやパイにすることが多い。パッションフルーツや生ライチなど南国ものも好みだが、国内では高価過ぎ。パパイヤにしてもマンゴーにしてもバナナにしても未熟果を輸入して追熟させて売る果物は、南の国で屋台のアンちゃんから買う、バカみたいに安い熟果をその場でペッペしながら食うことには遠く及ばない。

パイナップル

フィリピン産Dole(伊藤忠)謹製の一定の大きさで198円くらいのものをよく買う(写真は198)。498くらい出すとかなりの上物が手に入るが、うちは298止まりだなぁ。小さいのは甘くならないから不可。一週間くらい放置して、部屋中に甘い匂いが漂い始めたら頭を落とし冷蔵庫で冷やして食う。がわと芯でけっこうロスがあるから、意外に食えてしまう。シロップ漬けの缶詰には特有の味わいがあるが、やはり生のほうが圧倒的においしい。

パイナップル

ココに来て台湾産パイナップルが脚光を浴びているが、一時の流行りではなく選択肢が増えるという意味では継続的に輸入が続くといいね(笑)。近いのに東南アジア産に比べ3倍になってしまう割高な果物をおいしいという理由だけでどこまで消費できるか、普段パイナップルなんて自分で買ってまで食わない人達に起因する薄っぺらいブームじゃ、生産農家に申し訳ないぞ(笑)。

近くの食品スーパーでも、いちばん目立つ商品台で598/個、売れないと見た半割が298で陳列中だが売れてないねぇ。3日後にはDoleの高級品に置き換わっていた。買うのはもっぱら普及品198円なり。

ぴたや

ドラゴンフルーツ

ベトナム産198円。ピタヤともいう。果肉の色は最もメジャーな白に黒い種が散っているもの。見た目に反してどちらかというと甘酸っぱくてサッパリ系、瑞々しい。

喫茶

文字通り茶を喫むことだが、喫茶店といえば今や珈琲や紅茶を喫む店であって、緑茶が売り物になっている店はまずない。絶滅危惧種:お茶屋の店先くらいかね? 緑茶は八十八夜に嫡葉する初摘み茶であることが肝要。以降は害虫が蔓延するためEUに輸出できない程度の農薬が必須になり、残留農薬で胃がキリキリ軋む。乾燥工程で青茶や紅茶のように加熱できないため残留農薬を飛ばせないのが最大の欠点になる。しかし、程度の良い初摘み茶は非常に見目鮮やかで香り立ち、日々の一服に欠かせない。時代はPetボトルなのだろうが、あれはまったくの別物なので論外。ティーバッグも屑茶の粉集めたようなもんだから対象外。手間暇掛けて真面目にお茶作っている人がかわいそう。

伊万里茶

元々宇治橋の橋詰にある通園の茶を取り寄せていたが、宇治産の製茶が10%含まれれば宇治茶と名乗れると聞いて、最近は九州産に浮気している。After thatで大きく評価を落とした静岡産に代わり、鹿児島:知覧、福岡:八女、佐賀:嬉野、熊本:朝霧あたりを色々試しているが、最近最も気に入っているのが佐賀の伊万里茶。聞いたこともないマイナーだが偶々Amazonにあった2019産「幸の舞」のパーフォマンスに驚き、虜になった。伊万里西郊の長崎県境沿いの山間で栽培されているそうで、実際Googleで茶畑を確認できる。2020年はAmazonでの取扱が無く、Netを探して製茶所から直接買っている。中グレードの「幸の舞」よりも上位が2種あるようで、嬉野茶と一緒に買い求めた。

嬉野茶

気候に左右される露地栽培ゆえ、年によって出来不出来があるのは当たり前。全ての産地が全部ダメなことはないのでブレンドで凌ぐこともあるだろうが、ブレンドという行為には必ず邪な気持ち(と結果としての品質劣化)が包含されてしまうから、原則は単一農場、単一農園、単一製茶所の単一製品を求めるのが素人としてはわかりやすい。

八重垣+山吹

真面目にお茶を飲む人が極小化し、需要が落ちていることは理解できるが、最近の緑茶は販路を広げたいあまり、苦味や渋味を排して甘味やまろやかさばかりを売りにする品種改良が進むのはどうかと思う。抹茶アイスやロールケーキ、和菓子のお茶風味が主客転倒の標準になってしまうので良いのか? 形骸化の極みである茶道もどうかと思うが、飲料メーカーや菓子業界の下部構造じゃ、一滴も出なくなるまで搾り取られそう(笑)。

8生牡蠣

牡蠣

昨年までは年末になってあちこちと新たな故郷を探していたものだが、今年からは選択肢の更なる拡充のため、新年年明けから始めている。春先の海鮮や夏場の果物など、旬を狙うわけ。早速、初夏のアスパラ、夏の西瓜、パッション・フルーツなどを申し込んだが、もう一つの狙い目が佐賀県仮屋の牡蠣。4kg入り。概ね40個程度の殻付き生牡蠣が冷蔵で送られてくる。軍手と牡蠣剥きナイフ付。

チリソース

一応、加熱調理をしてねと推奨されているが、生で食える仕様なのは言うまでもない。晩秋から3月末まで注文できるので、真冬よりも身が肥える春先を狙っている。コレがまた、大振りな上、癖がなくて非常に芳醇。鮮度も素晴らしく、最近はもっぱらここの牡蠣ばかり食っている。

仮屋牡蠣

塩+胡椒にレモン、或いはオリーブ油、カイエンヌ・ペパーとトマト、白バルサミコ等で和えたソースと色々変化を楽しみながら食う。いやま、素晴らしいっス。牡蠣といえばかつては広島と松島、後に厚岸と岡山・日生あたりだが、色々手を広げてみるもんだ。


2021/04/19 作成__2021/04/19 最終更新