根本的に興味のない話題だから今まで避けてはいたんだが、仕切りがあまりにも恣意的かつ稚拙というか愚鈍極まるので、前代未聞の設計JVを組んだ実務者の惨憺たる苦労が滲み出ちゃってる基本設計案のCGパースを眺めてみての感想。残念ながら（あらゆる意味で）これが彼ら（我ら）の限界なのは理解できる。ただ、一言で言えば「ツマンネ」。終了～では話が続かないのであるが、ザハの「今まさに羽ばたかんと触覚をヒクヒクする玉虫ゴキブリ」という壮観かつ圧倒的なまでの「異形（←ものすごく褒めてる）」のオリジナルを弄くり回し、コンセプトを悉く矮小化、もはや原型を留めない「汚物流しの隅にウッチャラれた毛の抜けた亀の子たわし」というサイテー・レベルまで改悪した挙句、それすらも出来なくてもうグダグダのグズグズ。何だよ？ 最初のザハのCGと全然違うじゃないか！ 無様。ブサイク。失望。衆愚の極み。醜悪。心の底から純粋に恥ずかしいから、もう止めればいいのに（笑）。
キール・アンカーの邪魔になるなら、地下鉄なんかルート替えて掘り直せばいいし、圏央とC2があるんだから首都高4号はブチ切ればいい（外環はさっさと造れよ）し、中央線は新宿と四谷で折り返せばいいじゃないか（笑）。キャパが足りんのだったら丸の内線は子供と老人専用にして、大した距離じゃないんだから大人は歩けばいいじゃん（笑）。新宿通りも四谷見附から新宿追分までかつての賑わいを取り戻し繁盛するだろ。元々、内藤屋敷や信濃町に問答無用で前足が伸びてこそのデザインだろう？ 安藤がコンペで「（まず無理だろうが）これができればこの国は再興するかも？」と結構前向きの期待を込めて推挙したのは全くもって正しいわ（笑）。安藤の唯一の失策は、スケープゴートにされないバックを持たなかったこと（安藤は一応東大教授に招聘されていたこともあったように記憶するが工業高卒の野良犬。最低修論書いてないと正規の大学教員にはなれない）。この手の話はいつもの毛並みが良い生まれつきのエリートたる純正東大閥に任せておけばよかったのにね……（笑）という点に尽きる。
予想通り、トップがテメエの名を未来に残すための花道ぐらいにしか考える脳のない妄執老害体育ゴリラとstap捏造を真に受けちゃう真性白痴と生理的嫌悪感しか感じない世襲魯鈍という仲よしこよしSeiwa三バカtrioと、発注管理能力が皆無の体育会系三流天下り施主と、彼らと心中したくないから距離感を諮ることに腐心するけどゴリラに弱みを握られて逆らえない高慢ちきな女狂いのサドに影で手綱を握ってる広告代理店が頭じゃ、鼻が効くまともな人間は総員ドン引き。ヤル前から収支が真っ赤じゃ、最終的には誰かが詰め腹を切らされるわけで、みんな最初から腰が引けまくってるじゃないか（笑）。寄って集って欲の面が張った足の引っ張り合いで、出来上がった瞬間から粗大ゴミにして金食い虫。純負債以外の何物でもない「戦艦大和」クラスの世紀の愚行を、1000兆の赤字国債を尻目に、今ここに来て再び繰り返すわけですなぁ。スゴイわ。感嘆した！
ちなみに設計とは金額的に桁が三つくらい違う工事は国内業者でやりたいから設計は外国人になるわけね。ここ数十年の世界の暗黙のルールだからソコは基本的にイジれない。実施設計終わってないのに、こんなの誰も積算できないから、あからさまな言い値で随契なのにゼネコン2社は貧乏クジを引かされたの如く最初からイヤイヤポーズを取りつつ吹っ掛けてるし、最初から設計も審査も施工も超法規的突貫じゃ、先が思いやられるというか、計通は都扱いでメクラ審査も通るのだろうが、こんなんで評定通るんかね？ ゴリラがゴリ押しすれば何でも通る時勢だからいいのか（笑）。予算が「当初の倍」って揉めてるが、最終的に間違いなく「今の倍」は軽くいくだろうな。どうせアレもコレも別途になってんだろ？ この手の話は今まで全部そう。首を竦めて台風が通り過ぎるのを待って、（こけら落としのラグビーに）間に合わないからって、コソコソ着工しちゃおう作戦だね。さて、しかし、問題は物理的に間に合うかどうか（笑）。頭が無能な口出ししかできないこの手の現場はいちばん致命的にヤヴァくなる現場なわけで、死人がチョコチョコ出るだろうな（笑）。
仕切れる才能を持った傑出した人材が出ない以上、この手の官営巨大プロジェクトは「もう」無理なわけで。純粋無能な老害はとっとと田舎に帰って、10年後には誰も住んでいない過疎地に高速道路引っ張ったり、無人の被災地に土盛りして橋架けたり、防津波堤防造ったり、未来永劫赤字の新幹線引っ張るくらいにしておくように。物事を考えたり決めたりする人の上に立つ人は、せめて偏差値70以上をキープしてくれよ。みんなが不幸になるじゃないか。元々は東京の地価暴落を避けるための手段だったものが、こうやって果てしなく無意味に目的化してあとは野となれ山となれ化していくあたりは昔来た道そのもの。未来は果てしなく暗いが、若者や子どもたちはギリシャ以上の辛酸を嘗めながら頑張って森元廟に参拝してね。何の未練もないので、オレは逃げ切るから（笑）。ほな、アデュ～！