コンビニ déjà-vu

毎回毎回、節約bottom貧乏飯じゃ、書く方も気が滅入るので今回は少し趣向を変えてみた。客のいない鮨屋や開店直後の鰻屋には躊躇いなく率先して入っちゃうんだが、さすがにナウなヤングやオシャレな女性で隆盛を極めているという現代小売業の最先端、コンヴィニエンス・ストアは近寄り難い。そこでまず、道路の反対側からさり気なく様子を覗い、出入口の位置や搬入荷捌施設の有無、外部照明と店舗サインの配置、引込電力容量や空調室外機の空調能力、店舗の床面積などを概略把握して、想定される扱い商品の範囲や配置を類推する。次に、道を渡り、店の前をさり気なく三往復してガラス越しに店内を覗う。店内の客や店に出入りする人々の身なりをちらりと眺め、己が身分違いや不敬に当たらないか熟考する。問題なしと判断できた場合は、自動ドアの前にそっと立つ。祝入店。

■LawsonといえばPonta■

老人ばかりの過疎の住宅街にへばりついている、美容院と動物病院と町医者と薬局しか生き残れない商店街の遺構で、買い物難民の憩いの場になっているコンビニ。ココで車といえば3輪や4輪の介護用歩行器を指すので、いわゆる駐車場はない。駅前Lawsonや街道Lawsonと違うのは、少ないながらも生鮮を扱っているところ。店内をざっと一巡してパン売り場へ。3時のおやつに相応しいサンドウィッチを探すが今一品揃えが悪い。

レジはフランチャイズの女性店主かパートのオバちゃんか? ほぼ同年代。
「ポイントカードお持ちですか?」と聞かれたので、カードを渡して「カード1回」と言っているのに「ポイントはいくつ使うか?」と聞かれ、
「え?」
「エッ?」
沈黙3秒……の後、「アハッ」
「あはっ。クレジット1回ね」と訂正するとようやくレジを打ち直してくれた。

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厚切りカツサンドは工場配送品ではなくて店内調理だそうだ。ちょっと温めるとおいしいと勧められたのでお願いする。カツは厚さ2cm。だが、1枚の食パンに載る大きさは決して大きいとはいえず四隅は余白だらけ。整形しているのか? まぁ、四角いパンに内接する大きさなら褒めなきゃいけないのだろう。肉質と風味はアメリカ、カナダあたり。一枚肉だが断面が妙に均質なのはテンダライズしているから。水と調味料とラードでインジェクション加工かな? 歯応えはほとんど感じず非常に(異様に)柔らかい。バッター液? がちょっと特殊で卵の味がない(卵白液か?)割に層が厚く増粘剤やら旨味の補強が施されていると感じた。衣は細かく薄くて好感した。ソースは一般ウケする旨甘濃い目。マスタードは雰囲気だけのお子ちゃま味。キャベツはまぁ、キャベツでしかないか。パンは普通のサンドウィッチより密度が高く、若干上質だが典型的なふんわりしっとりタイプで白飯の代用品としてのいつものジャパニーズ・パンの味。焼いたほうがいいんじゃないか? これも、とうの昔に使命を終えているのに既得権益化して止めるわけにはいかない、“給食”が培ってきた味覚破壊の一つだろう。

最近個人的に気に入っているカツサンドは某鉄道系量販の惣菜で扱っているほぼ同価格(380+税)のホットサンド。ときどき脂っこいのと奥行きが浅い(1枚の食パンを四等分している)のが残念だが、肉の厚みも衣の質も比較的良心的で、野菜もキャベツではなくレタスが使われて気に入っているのだが、ローソンの「まちかど厨房カツサンド」も、見る度に小さくなる万世、和光、マイセンといった高価なミニチュア・カツサンド・メーカーを凌ぐんじゃないか? ロースといえども脂身は適度に落とされていてよろしい。もっとも、この手の国産商品で常日頃感ずるのは、四角いパンに内接する肉じゃなくて、パンに外接する肉にどうしてできないのか? ということ。切り口の断面(建前)だけは立派だけど、内実はお寒い限りといういつものアレですね。買った瞬間価値半減の金食い虫(負債)でしかない車だってマンションだって求められるは詩情溢れるキャッチフレーズ。上げ底だって巨大皿だって、ミテクレさえ良ければ満足できちゃうという、最早天性とも言える民族性に乾杯!

Hotsand

前回、サンドウィッチが比較的おいしかったので、再度。外装のパッケージングは今風のデザインで目を惹く。今度はシーチキンを狙い目に数種。シーチキンがマグロのトロであることを強調したパッケージだが、一部にバチの腹身が使われているという意味じゃないのかな? 鮨屋のシーチキンほどさっぱり感はないから植物油脂と調味料を添加していると考えたほうが自然だろう。シーチキンの厚みが2枚で倍くらい異なるのは何でだろう? 中身違ったかな? もう忘れた。チーズやハムがおいしくないこともあって、このシーチキン・サンドはふ~んと思わせる質になっていた。やっぱりチーズなのか卵なのか? 植物油脂を練り混んでいるのか? 脂っこくて食後、激しく凭れる。これは7と同じ鬼門だわ。

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コーヒーはセルフでなく、店員が作ってくれる。迷うほどもなくアイス・カフェ・ラッテをオーダーした。エスプレッソ・タイプだが、酸味はマイルド、香りはファミマに負ける。受渡口で待っていると、恐ろしくテキパキ+丁寧なバイト店員が、ガムシロの有無を確認して、蓋してダーク・セピア色のストレート・ストローまで挿して(ストローを覆うビニールの下部だけ取り除いてくれる)手渡してくれるのは親切だけど、ちょっと面食らう。外国だったらメルスィ・ビヤンとかグラッツィエとか謝謝とか言わんといけないレベル。キャラメル・ソースやシナモンはない。今度は禁断の抹茶を試してみよう。支払いはすべてponta-saison以外あるまい。コーヒー含め、色んなモノが20~30円引きの上にponta倍付けでけっこう貯まる。貯まってもHMVでCD買うぐらいしか能はないんだが。

■7といえばnanaco■

7系列は基本的に素材の選択肢が狭いので敬遠していたのだが、昨今は種々の政策が功を奏しどこも似たり寄ったりなわけで、まぁ、大量に食わなきゃ良いかと。信用卞はイトヨのネスパ用に作った7カード。ポイントはnanacoに変換して税金支払いに充当する。電子マネーは7coじゃなくてnanacoなのかな? nanacoは税金の収納代行に対応しているので、ファミマTが対応しなくなった現在では唯一の手数料無しキャッシュレス納税手段になってしまった。チャージ金額は5万までなので、高額の税金の支払いには向かない。自動車税や4分割の固定資産税などには何とか対応可。使っているのはモバイルnanacoでEdyと同じ古代携帯端末で使用している。携帯以外の複数カードを持つことで、対応金額を上げることが可能らしいが、カードは嵩張るし、そこまでするのはちょっと面倒だわ。チャージに特定の信用卞を用いることで、マイナス金利で支払延期が可能という優れもの。自動車税は今年から広くカード払いが可能になったが、300円も手数料が掛かるという銀行ATM並みの暴利で笑える。キャッシュレスの方が高くなるなんて、今どき預託金をふんだくる交通系ICカードくらいだろう(pasmo付の信用卞は預託金無しだった)

ちょうど30円引きセールをやっていたので、サンドウィッチ(クラブハウス、ミックス、ハムサラダ)とチーズバーガー、フィッシュバーガーを買ってみた。疲れきって目に隈ができてるおネエちゃんに温めますか? と聞かれたので、後者2つは温めてもらう。セルフ・コーヒーはアイスの100円。

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クラブハウス・サンドは本来ホット・サンドだが、工場配送・チルド棚陳列だから当然冷めている。ベーコンは不在だが、ペラペラのローストチキン、卵、ロースハムにレタス、トマトといった配材で可もなく不可もなく。ボリュームは貧弱。パンの外形が標準的なイギリス・パンよりちょっと小さくない? と感じたが、気のせいかな。3ピース入りのカツサンドも狙っていたのだが、現物を眺めるとミニチュアみたいで手を出す気になれなかった。材料を問わず、食材の大きさや厚さには人間の食い物としての基本的な寸法があるわけで、それをコストに合わせて変えちゃうのは、この世の習いらしいから受け入れよう。

ハンバーグはクズ鶏肉と大豆蛋白を固めたようなもの。牛肉どころか、凡そ肉の味すらしない。まだすき家のハンバーグの方がマシだわ。ただし、この店に配送している工場のグレード、店舗内における取り扱いの問題も可能性としてはゼロではないので、7のパンのすべてがダメだとは言っているわけではない。コーヒーは大小サイズがあって小さいのが100円。豆種を選べるわけではない。深煎りだがアイスにすると氷ばっかりで薄い。酸味も苦味も抑えたタイプで万人向け。

nanacoはパソコンからのクレジット・チャージだと自動で電子マネーに置き換わらず、7銀行のATMか7のレジで残高確認という作業が必要になるのが面倒。携帯から直にクレカ・チャージする分にはマネーになるが、そのあたりの扱いの差をもう少し整理できんかね? 7銀行のATMは某証券のMRFを年中無料で出し入れできるから、キャッシュが必要なときには重宝している。

■ファミマといえばT■

近くのマルエツがTカード系列なので仕方なく作ったファミマTカードでカード払いにすると現金客よりも優遇されるというシステム。インフラ料金や切手・印紙類をカード払い可能なのが売り。だったのだが、マルエツがいよいよAEON傘下のMaxValueと統合されるのか? TカードとWaon併用になるのか、Tが切られるのか、AEONは意外と排他的ではないからしばらくは併存か? Tは蔦屋のTらしいが、蔦屋はショートカットで中を素通りしたことしかない。江戸時代に版画屋版元だったことは知っているが、今は何屋だ? CCCが真面目一徹のHardoffと袂を分かった(正確にはCCC-Netoff vs Hardoff-Bookoff?)ときはおよよ? と思ったものだが、金になりそうなデータ満載のTが育ってくれたから、かえって良かったのかもしれないな。

毎週のように何処かのコンビニでやっている20円引き(カードだと30円引き)の日に、ハムチーズ卵とミックスサンド。サンドウィッチ棚が空っぽ気味でチーズ・バーガー+チリ・ビーンズ・バーガー。シールがついてなくてもPOSレジだからちゃんと値引きはされている。サンドの卵とハム、チーズは上位2者とほぼ同等。しっかり凭れた。バーガーは温めてくれた。ここのバーガー肉は意外とボリュームがあって、鶏+豚+その他だろうが肉の粒状感も感じられる程度。チーズはダメだが、チリ豆は大振りなトマトも入ってチリも効いていた。レンジで温めるとパンがフニャッちゃうが、同価格帯のマクド製品よりは良いんじゃないか(笑)。

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コーヒーはセルフ。レジで種類を指定するとカップを出してくれる。店員は最近の日本人バイトよりよっぽど日本語が上手で、対応も丁寧なので留学生でしょうか? 7対抗でアイスも小さいサイズで100円を始めたようだ。アイス・カフェ・ラッテの普通サイズにすることが多いが、ここのはエスプレッソ・タイプで香りはなかなか良いね。棒ならぬ、粉シナモンを振って、キャラメルソースを垂らし、蓋をして黒い中間蛇腹付ストロー刺し。

ここに来て、唐突なのか以前から画策してたのか、ファミマTカードの再改悪と全農との全面的包括業務提携だとさ。よりによって全農とわのぅ(笑) これからどんどん人口が減るのに、高コスト低収益の辺境過疎地展開に利があるのかね? 万年業界3位の生き残り差別化戦略としても、風前の灯化しつつある既得権益におもねって、Jaの寄り合い売店になるんか? やだなぁ、どうせ雪崩れ込んで来る割高Ja産品で「安心・安全!」アピールするんだろうな。さぞかし良く効く呪文になろう。エスプレッソ・タイプのコーヒーは類似の中でいちばんおいしいのに残念至極である。ファミTは購買量に比例したポイント制度に改変で、爺日が廃止の代わりに餓鬼日と雌日を創設だと(笑)。100円だったポイント付与基準額が200円に倍増、ランク閾値が5000円と15000円の従量制ポイントに公共料金や切手印紙は含まないそうなので、火土のクレカ日以外は用無しか。もちろん、ビッグ・データの解析によって、老人はファミマT で公共料金払うだけで、商品はちいとも買ってくれないことがバレた感はある。どこも女子供相手の商売じゃないと儲かんないもんな。気持ちはわかるよ、とっても。病みそうだけどな。

■サンクスといえば、しいていえば楽天か■

正式名はサークルKサンクスというのか? 中京の流通の子会社だったかな? 店舗数は前3社に続く業界4位だが、サンクスは駅前、街道沿い共にけっこう見掛ける。独自ポイントは廃止して、今秋から楽天ポイントが実店舗でも使えることになるのは朗報だ。楽天は世間的にはまだまだ胡散臭く思われるイメージが払拭できないが、ゼンショーと共に、澱んだ既得権益に風穴を明ける能力と理念、気概に期待してるのだよ。最早ドン引きレベルの横並び意識を徹底的に排除・排撃して、個人主義と成果主義と能力主義と自由主義に依拠した新しい社会経済の創生に邁進してほしい。

コーヒーは多品種から選択可能でアイス・コーヒーは120円で7よりちょっと香りが立つ。キリマンジャロは150円ほどだと思うが、なかなかおいしかった。レジでくれる小さなドリップパックをセルフでマシンにセットすることで、種々の品種を抽出可能。紅茶とジャスミン茶も加わったが、いわゆるメーカーもんのようなので試す気にはなれず。

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30円引きセール中のサンドウィッチは弱小ゆえの独自性を追求しているように思えた。左二つは在りきたり。右二つは味が相当濃い目だが、エグいしつこさはなく、胡瓜を入れ込んで食感に斬新さを加えるあたり、なかなか面白い構成であった。ここは何故かチーズを組み合わせないようで、結果的に凭れなかった。素材そのものは決して高級ではないし、似たり寄ったりだろうが、他社とは上手く差別化されていて、ビーフ・パストラミもコールス・ローも開発者の狙いがきちんと伝わる味わいであった。

■デイリー山崎はなんでもあり■

ヤマザキパンのコンビニ事業部門。某第3次医療の公共病院内にテナント入居している関係で比較的利用頻度が高い。頻度が高くなるのは「待たされる」ことと、レストランが入札で業者を選ばなくちゃいけない公共施設内特有の味とでも言うか。職員労組が牛耳っている役所の食堂よりはマシだが、要は遅い・高い・マズい・作りが雑と四拍子揃っているから。クレジットは特に使えないものはないと言われた。金額にかかわらず、Edyと併用する。某病院店のみかもしれないが、店内でパン各種を焼いて惣菜パンを拵えており、10席程度の飲食スペースも併設されている。「焼き立て」が売りの甘ったるいふにゃふにゃ生焼け惣菜パンは山崎の路面チェーン「ヴィ・ドゥ・フランス」とほぼ同等で、種類を絞っているだけだろう。

サンドウィッチはときどき見かける厚切りカツサンド以外は、特に可もなく不可もなく、平均的で値段も安め。普通の1.5倍ほどに増量されたパッケージもあって、量に対する配慮は感じられる。パッケージングのデザインはダサめで如何にも山崎だよなぁ。厚切りカツはいい値段だが1.5cmくらいの肉厚で驚く。ロース肉で脂がちょいと目立つ。味付けはソースで甘めなのは仕方ないところ。供給が安定しないのか、3回に一度くらいしか見ないのが残念。

■番外サンドーレはカード不可■

Sandoreでサンドーレと読ませたいらしいサンドウィッチ専門チェーン。地元の個人店だと思ったら、結構いろいろなところに手広く展開してるのね。確かに、裏面の素材内訳を眺むれば、明らかに工場生産の仕様。近くの店は路面に対し、ショーケースが一面あるだけの昔ながらの商店で、常時20種位の三角サンドだけ商っている。衣の付いたカツ・フライ系が充実しているが、180円位の野菜ものから、250円程度のフルーツ+生クリーム・サンドあたりが売れ線なんかな? 客層はほぼ女性のみ。年齢層は比較的高め。

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ミックス、カツ、白身魚フライを購入。税込み250円/個はしなかったような。パンの切り方が二等辺三角形でなく片側に角を残す感じで若干いびつ。断面が縦長に見えるから? よく考えられている。味は恐ろしく平凡でパンが旨いわけでも、カツが厚いわけでもない。トマトは厚いが小さい。卵はくどくなくて合格。白身魚フライのタルタル・ソースはけっこうふんだんでよろしい。左端の胡瓜が昔懐かし、いちばん性に合った。

■印象■

チキン押し

カウンター・フーズというの? レジの脇にある保温ケースの中や周囲に置かれた商品にチキン素材が多いことに驚いた。特に目立つのが多種多様な唐揚げやフライドチキンといった揚げ物の類で、常々、安価なブロイラー肉に高額を払うことを厭わない経済的に裕福な階層が実に多いものだと感嘆していたのだが、コレは最早、国民的嗜好+志向とでもいうべきなのだろう。松乃家やマクドでのチキン大流行も同じ現象なのだと感ずるに至った。モノは試しと、各店で保温ケース内の串刺しフランクフルトを食べてみた。わざわざ紙袋に入れて、レジ袋も分けてくれる。二つ折りにするとケチャップとマスタードがひり出てくるパックがひとつ付属する。味は総じて豚肉の味が乏しく香辛料も弱めの割には臭わない=ツナギが多いという、至極値段なりのもの。否、この値段でよくやってるわ。豚肉風味のカマボコであった。

サブセット感が否めない商品展開

はっきり言おう。とにかく、チーズ(のようなもの=アナログチーズか?)と卵が油っこくてダメだ。食っていると胸が悪くなって、尚且つ胃に凭れる。(液)卵を茹で卵にして和える段階で何らかのアミノ酸調味と油脂、発色剤の添加が行われている。チーズはもっと酷い。今やファストフードやピザ、加工食品、チーズデザート、惣菜等で引っ張りだこの典型的な植物油脂と香料で誤魔化したアレだろうか? 製造から廃棄までどの程度の時間を見込んでいるのか知らないが、100%ナチュラル・チーズはトラブルの種になりそうだから使えないことは理解するし、そんなものをコンビニ客の誰一人求めていないのも事実だろう。ハム類も工場で大量促成される典型的な偽ハムで、何でも手に入る時代にこんなことがまかり通って良いのかと感嘆するレベル。ハムサンドくらい本物を使おうよ。具を挟むパンはどこも小麦の味皆無。差異も皆無。全てイーストフードを使用したトレハロース添加物パンで、良く言えばしっとりフワフワ、悪く言えばフニャフニャねちねち。それでも工場量産品としては破格なほど価格は総じて高め。みんな裕福だよな。30円引きセールじゃないと手が出ない貧困が憎い。

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これはイオン・リテール系列の店内に出店してるイオン系列の大してうまくはない自家焼きパン屋のサンドウィッチ。価格はほぼ同等だが、生地は冷凍だけどパンの味はしっかり重く、8枚切り2枚使用で量もほどほど、パンとして許せるレベル。ちょっと甘いが発酵もイーストの風味が残る。チーズはないが、いくら食べても胃が凭れない普通の卵が使われている。ちなみに、サンドウィッチは対象外だが、99円均一の火曜日は在庫処理日なので、手を出すと痛い目に遭う(笑)。

数少ない経験値ではあるが、現代の最先端日本食を味わう機会はとても有意義であった。サンドイッチに限れば、方向性は反対だとしても、それなりの時代の進化を感じさせるものだった。販売価格が一般的な店舗より総じて高くなるのは、レジ待ちが一切ないことや駐車場からの利便性、店員の高付加価値サービスを考えれば妥当な線なのだろう。一応、店内一周して弁当やパスタ、サラダ類、ファストフード他の惣菜類も眺めてはいる。もっと裕福になったら、チキンの揚げ物やスイーツ類も一度味わってみたいと思っている。


2014/06/07 作成__2014/06/26 最終更新