Memento mori

7月に入ってから微妙にパラメータが振れ始め、海外メディアが大きく扱いだしたので、一応換気扇は全停止、糞バカ高いガソリンは常時満タンを心がける。なりふり構わず窒素でベントしなきゃいけない状況なんだろう。風向きと雨の具合によって北や南の数値がドカンと跳ね上がるから一目瞭然。コラ、北東の風の日にベントすんなよ(笑)。それにしても、ご当地のモニタリングポストだけは、何があっても微動すらしないってのが凄いよなぁ。解決策がないんだから、問題そのものを無くしてしまえばいいわけだ。何よりも大事なのは自らのプライドとメンツ(と金)。三猿の理、正にココに在り。「敵空母四、戦艦ニ、巡洋艦三を撃沈、大破多数、敵機百二十を撃墜するも、我が方の損害は軽微なり」と同じく、数値の桁が一個違うくらい今でも余裕で通用するからネ。1割が仕掛けて、3割が懐疑を抱いても、6割をコントロールすれば世の中廻る。小気味良いほどクルクル廻る。それでいい。それがいい。それがオレたちが作り上げてきた、ナァナァでグズグズの愛すべき社会だ。

今までも、これからも利益を享受していきたい「お上」は矢面に立たぬことが最優先。他人事さながらの素知らぬふりの一方で、人身御供の首根っこをがっしり掴んで絶対逃さない。一方「下々」は「一族郎党市中引き回しの上磔獄門」相当のすべきことをしなかったタダの罪人を英雄として崇め奉り、全て終わったことと思考停止。時間が経てば何でも忘れられるという奇特な方々。同情の余地は微塵もないけど、さすがに人身御供(の現場)が可哀想になってきた。背負わされた十字架の重さに、すっかり腰が引けまくりで投げ遣り。言われたことだけやりますが、結果には責任を持てませんと開き直り状態じゃ、敵前逃亡並みの撤退か自壊か、もうどうにでもな~れだネ。最も現場に精通してる人身御供に加え、日本を代表する電機メーカー、スーパーゼネコン、土木コンサルに至るまで、日本の工学技術の最精鋭が現場に張り付いたところで、中はどうなってるやらサッパリわからんし、できることは取り敢えず、上から水を掛けるだけ(笑)。2年半前からわかっていた話とはいえ、溢れた水の行き場がなくてお手上げ(笑)なのは言うまでもない。精一杯努力しましたが、出ちゃいました(薄ら笑)感を演出中なのかな?

大使交代のドサクサ紛れに既成事実化を図ろうと試みるも、海に流すことはさすがにアメリカ様がお許しになられないようで(笑)。恐らく米軍がこっそり採取したデータでも突き付けられたんだろう。ココに来て、近づくことすらヤヴァい水を汲み上げろと「お上」がヒステリックに喚き始め、もう、泣きっ面に蜂+踏んだり蹴ったりでボコボコ。汲み上げたって置く場所ないんだから、さっさとパイプラインを敷設して、どっかの盆地を湖にするしかないだろうよ。挙句の果てはどう見ても数年しか持ちそうにない漏水タンクの周囲に造った堰の弁を閉めろだって(笑)。突貫工事の満水にしたら持つかどうかすら疑わしい堰に、雨が降る度に溜まった水測って、弁を開けるために100mSv/hの何分の一かを浴びるのか? やれやれ。作業員の強制徴用も近いな、こりゃ(笑:いや、冗談抜きで)。

まだ認めないのか? 人が造った枠から出てしまった核エネルギーに人類は対処する術を持たない、という厳然たる事実を。後に残されるのは諦めと絶望だけだという条理に。人が物理法則を超えることは出来ないのだから、その諦めと絶望の中でどう死んでいくのか? を熟慮して日々実践していけばいいわけだネ。余生を愉しもうじゃないか、金と作業員が尽きるまで。いやぁ~、「メメント・モリ」やら「カルプ・ディエム(Carpe Diem)」にこんなかたちで出くわすとは思いもしませんでしたわ。カーニバルはまだまだ前夜祭の宵の口だろうが、トリチウムが増えてるってことは引き続き断続的にUとPuが崩壊してるって可能性もあるわけで、「冷えないMOXはちとヤヴァいかも?」というあたりが教訓だねぇ。南無阿弥陀仏~。

さて、打ち合わせして、帰りに鮨でも食ってくるか(笑)。以上、時機を逸した感が否めなかったし、人目に触れる場所に置く内容でもないので、本体からは分離したよん。


2013/08/21 作成__2013/08/22 最終更新