沈黙の春

花粉の中、湿式マスクで鮨屋にベクレル詣でに出掛けたら、大量の赤海鼠を処理中。クチコ(バチコ)やコノワタ回収しないの? と訊いたら一応やっているそう。干したものを2個包んでくれた。能登や北陸辺りの売り物程大きくはないが、直火で軽く炙って味は濃厚にして滋味深い。酒が旨い。

クチコ

別にどこへ行く予定もないが、車検証の住所が現住所と一致したのでようやくetcカード取得Now。あ~、面倒臭かったぞ。車庫証明まで取り直しになって金は掛かるは、いきなりプリウス乗ったオバちゃんが訪ねて来て、ズイッと書類突き出してハンコ頂戴? 測らせてもらったわ? ハ? 何スカ? どちら様? って訊いたら、ニコって笑って腕章を示し、安全協会なのよ~ウフフって言っちょりました。警察もいろいろ大変だな? 景気悪くて。

割賦業態も一時片っ端から会費の値上げやサービスの有料化に走ったが、流通系には“etcカードはイニシャルもランニングもタダだよん”というところが数社あって、もちろんソコにした。銀行系カードなんて年会費数千円も取られたら、元取れないじゃん。

ようやく梅が咲き始め、つがいのメジロは今年も梅の木でいちゃついていてほっとした。今のところ尾長もいる。雀やカラスも極端に減ってはいないように思える。昨夏は例年見る青筋アゲハ以外に、何故か大型のアゲハが飛んでいてビックリした憶えがある。でも昆虫は総体としてかなり減っている。特に地虫の類。蝶、蛾ともに幼虫が信じられないほど激減。茶の木と同類の山茶花や椿の葉の食害も減って大助かり。もちろん周囲は空間線量が高く、原因がわからなくて困惑していたのだが、葉っぱだわ。吸ってやがる(笑)。おかげでブロック基礎に続くうちのホットスポットと化している。

蛙x4

一方で、やはりというか、今年はここ数年例がないほど蛙が少ない。個体数の激減は餌になる地虫類が激減したからと思われるが、個体数で1/10ほど。雌2、雄3~5で産卵したが、産みつけた数万個の卵の様子が例年と違う。棒状寒天の中で丸い黒い玉が変形し、オタマジャクシになって寒天状の透明な媒体を破って出てくるのだが、今年は変形途上で死んでしまうようで、オタマの数が少ない。いや、まぁ、少ないという表現が妥当かどうかは疑問だが。

■味醂

備蓄味醂の棚おろし、じゃなくて残量確認。麺つゆ用にけっこう使うので残りケースが僅少。熟成期間の長そうなものを選んで新規追加充当。ちょっと甘いけど、どれも普通に飲めるものを。一升瓶の味醂も量販店などではまず見かけなくなったが、酒屋に行けば売っている。純粋に酒だからね。煮魚や煮しめを作ると効果はてきめん。時節柄、煮る魚がないのは無常の極みではある。味醂を使った料理が食卓に登ることも激減し、世間的にも安価なみりん風調味料やマヨネーズやドレッシングに追われ、存在意義を失いつつある調味料の一つ。酒と同様に、醸造されたもの、醸造用アルコールに風味付けしたもの、化学的に合成されたもの、の三種が存在する。それぞれ1年から3年、数ヶ月、あっという間という製造期間と使用原料(餅米、麹、焼酎or酒)に応じて、価格と用途が決められている。

味醂5種

左から甘強酒造の昔仕込、角谷文次郎商店の三州三河、入江豊三郎本店の手仕事、甘強三年味醂、入江の普及品。入江のみ広島、甘強は尾張、味醂メーカーの集積地は三河。まぁ、どれも、一度味わったら元には戻れない。

■セルフ賄い三題

昼。一人。腹減る。面倒。⇒賄い飯。

◇トマト味中空麺

中途半端に残っていたブカティーニ(Bucatini)の在庫処分を兼ねた昼のセルフ賄い。豚バラ肉スライス、トマト缶、完熟オリーブを大蒜+赤唐辛子+オリーブ油で適当に混ぜ混ぜ。オレガノくらいは振ったかな? しかしこのブカティーニ、とらえどころのない麺で、キレが悪い。食べている人間を堕落させる。

トマト味ブカティーニ

◇ヒレカツ丼

残って冷めたカツの残材処理を兼ねて喰らうには最適のカツ丼ではあるが、三つ葉は出来上がってから庭に取りに出たから、玉子に絡んでいない。無計画で成り行き任せの出たとこ勝負ヴァージョン。ただでさえヒレだから小さいのに、カツが少なくて異様に玉葱が目立つ貧乏臭い賄い丼になってしまった。まぁ、出汁や醤油はヨソには負けないつもりだが(笑)。

貧乏ヒレカツ丼

◇バッテラ再度

サビビリビリの河童がちょっと太いが、バッテラはこのところ安定して面白くもなんともない。締め加減は我ながら上出来の部類。白板昆布も載せている。中段には海苔と実山椒だったかな? 慣れてくると適当+手抜きになってイカンな。2本作って一晩寝かし、3~4日で全量消化する。そろそろ気温が高くなってきたから、常温放置はヤバイか。鯖も痩せるし、冷蔵庫に入れると酢飯が固くなるので夏場はお休み。

■おやつはBHB

なかなか300円を割らないなと待っていたら、どうやら320円で値引きは打ち止めらしい。前回より30円も高いが、世間は春。クーポン乞食は退場を促されているのだろう。そろそろ終わりそうなので諦めて買って来た。揚げただけのジャガイモが付いたセットやソフトドリンクをなんの躊躇いもなくオーダーできるナウなヤングやお子様連れの御一行様と違い、日々の酒糧にも事欠く赤貧故、もちろん毎回単品のみの購入となる。乞食クーポン必須、WAON支払。1個じゃ足りないので、もう一度レタペパか? と追加しようとしたら、もう終わったって。代わりとばかりにグイグイと視覚プッシュされている甘ったるそうな照り焼き醤油風? はさすがに腰が引けたので仕方なく、安っちい普通のものとチーズ入りを追加。家で改造しよう。他にも色々メニューはありそうだが、店が売りたいものだけ表に出すシステムが徹底されて単品メニューの一覧がない上に価格の表示もない(笑)し、変な横文字風の独自ラベリングのせいで、その呼び名と中身の相関性をイメージできず、ありきたりのものに流れてしまうきらいはある。

BHB

ビヴァリーヒルズ・バーガー:320円

“ぱん”という日本語を使えばいいのに、何故か一つしかないのにバンズと呼ばれ、ものすごく違和感を感ずるバンは2番目と同じ頭に裂け目が入ったフニャ甘めのもの。アボカドソース、kraftあたりのいんちきチェダー風チーズ、卵、肉、レタスと揚げた玉葱片はレタペパと同じ白っぽいソース味(シーザー風?)で和えてある。基本的に中途半端な味わいの素材の組み合わせで、味わいに焦点がない。トボけた風味だね。素材そのものの質にコストを掛けられないのが辛いところ。せっかくのアボカド・ソースがちょっと人工的で、らしさを強調するあまり爽やかさを通り越し、ただの青臭く抜けた苦味に感じられ、ちんちくりんに安っぽい日本風シーザーズ・ソースに埋もれてしまう。アボカドには酸、辛味、山葵と醤油といった香り付けと切れ味が必要に思う。

前半の偉大谷とラスヴェが朝鮮風のきつめの味、後半の広小路とビバリーヒルズが西洋風だがトボけた味わい。組み合わせ方が逆じゃね? 今回の名前はカリフォルニアの高額所得者と白人が多い成金の町の名から採られたようだが、なんとなく世間が識ってて喜びそうな地名というだけで、小馬鹿にされているようにしか思えなくて面白い。

BH-Burger

今は春休み中のせいか、特に曜日に関係なく店内は阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられている。深く静かに進行する内戦状態だというに、こんな汚染地に留まってまで子供や老人に食わすもんじゃないと思うが、いつまでも続くわけがない仮そめの安息と平穏に胸が熱くなるな。そう思えば、芋積んだトレイ持ってウロウロ滞留したり、レジ前でアーでもないコ~でもないと延々と占拠して渋滞を発生させようが、遠くない将来思い起こすだろう過去の懐かしい光景の一部として目に焼き付けている。死にたい奴は死なせてやればよい。どのみちこの先、現実を見れない者は生き残っていけないだろう。オレの添子ちゃんは0.3μSv/hで警報を鳴らす。ロシアやウクライナの経験に基づいた数値を無視できるほどの知見はないからオレは素直に従う他ない。Stay or leave? 子供たちよ、自らの知識と知能を駆使して自らの生き様を決め、実行せよ。情報はそこここにあるし、アクセスもできる。待っていても誰も何もしてくれないぞ?

重いから敷地の外には飛ばないはずのPuが“そこ”から50kmも離れた場所でPu238が4Bq/m2、Pu239とPu240がそれぞれ15Bq/m2検出されている。α核種だから、それが地面に固着している限りは確かに“人の健康に害を及ぼすものではない”だろう。このPuが使用済み核燃料なのか、それともMOX仕様のNo.3の燃料そのものなのかは不詳だが、吹き飛んだ(憶測)使用済み核燃料のPu構成比を考えれば、僅かだが自然核分裂をするPu241とPu242も検出されていると思う。まぁ、発表からは割愛する気持ちは理解する。中性子出ちゃうのはさすがに拙いもんな。 あくまでも文科省の公式データだから、その値がその場所の正確な状況を反映しているかどうかはわからないが、この事実はなかなか興味深い。な~んだ、4とか15じゃん♪(笑)で済むのっかな?

15Bq/m2のPu239の崩壊定数を9.12x10の-13乗とすれば、そこには1平方メートルあたり16兆個のPu239がばら撒かれてるということを示す。単純比較はできないが、防護服とマスクを付け、出入りの際にスッポンポンになって着ていたものは全て廃棄、念入りに除染を行う放射線施設内の空気中濃度限度(不溶性の酸化物、Bq/m3)は3x10の0乗。すなわち3Bq/m3だ。経産省発表ではPu239のみでトータル3.2x10の9乗Bqを大気中に放出したと云われる。現状、多くは酸素や窒素、硝酸塩と化合した分子として土壌表面や植物に付着、あるいは風に巻き上げられて空中にあると思われるが、吸入摂取した場合の実効線量係数(mSv/Bq)は不溶性酸化物(PuO2など)で8.3x10の-3乗、その他の化合物で3.2x10の-2乗。これ、すごい数字だよ? 腰を抜かすわ。まさに冥界の魔王の面目躍進。使用済み燃料中のPuに6割含まれるPu239の放射能強度は1.4兆Bq/kg、半減期は24065年。生物学的半減期は骨で50年、肝臓で20年、生殖腺で人の寿命を超えるとされている。

核種は常に小出しにされて、既に計測済み(或いは理論的に推定済み)でとっくにわかっていると思われる検出核種ごとの構成比や全体量が公表されることはない。それがわかると、いつ何処に居たかという履歴とホールボディカウンタで測ったγ線から、あるいは食品の摂取履歴から総被曝量が推定できちゃうからね。γ線しか測れないシンチで空間線量がいかに低くても、そこにはα核種が降り積もり、漂っている可能性があることを覚えておくと幸せになれるのか、絶望しかないのか、オレにはもうよくわからん♪

■芋

さすがにファスト・フードのTFTまみれで腹の足しにもならないポテト・チップスは悲しくて買えないので、そこはそれ、eat in(≠イートイン)するしかあるまい。芋は適当に洗って最大厚部分が7~8mmになるように揃えてカットする。火の通り時間を揃えることが最も大事。水に晒し、切断面のぬめり(デンプン)をよく取って、しっかり水を切る。ここで軽く粉をはたく手法もあるが、面倒だからたいていは省く。

芋の山

油は格安で他に使い道のないオリーブ・ポマスで良いだろう。鍋に油を張ったら、冷たい状態で芋をくべ、中火で加熱開始。くっつかないよう、時折箸先でほぐす。芋が浮いて音が変わり、泡が細かくなったら揚がり。油をしっかり切って、熱いうちにすぐ塩胡椒。1分ほど馴染ませて、さっさと食う。昔はタラやカレイを別鍋で同時に揚げて、フィッシュ&チップスにして飯代わりにしていたが、さすがに(津軽以東、千島以南の)タラはもう食えんわな。かといって、ホキやらメルルーサ売ってないし。ぐぬぬ。

ポテトチップス

■シーザーズ・サラダ

どこにでもあるがウチにはない調味料の一つにドレッシングがある。生野菜の盛合せなどに掛けるアレ♪ サラダは1950年頃、GHQの将校相手に帝国ホテルで出したのが最初で、けっこう新しもの好きの家庭で育ったオレの目の前に初めて現れたのは昭和の中ほどと記憶している。当時の野菜類は人糞肥料のため、蟯虫や回虫といった寄生虫の卵が付着しておりそのまま食うと腸内に寄生されるため、塩で揉んで漬け込むか、煮るか焼いて食うのが常識だった。野菜自体もアクが強く、キャベツなんか硬いわ苦いわで生じゃとてもじゃないが食えない代物だった。やがて、洗剤で洗うことが推奨され、品種改良とともに甘く柔らかなモノが出廻るようになって、ようやくサラダの時代が到来するのは70年代に入ってから。シェーキーズやフォルクスといった外食店でサラダバーが普及したのは80年代以降のことになる。レタスがサラダ菜として初めて一般家庭の食卓に登場したのは、キャベツやセロリよりもずっと遅く、1972、3年ではなかろうか? 苦いキャベツに比して、水気が滴りクセがなく、格段に食べやすかったことを記憶している。

レタス

昨今はおっかなびっくり意思表示をする生産主体が増えてきたが、まぁ、JAってのはJAだからね。上は繋がった全国組織だし、元来消費者のための団体ではない。バブル以降は末端農家のための団体でもないか(笑)。近在のJAでは、汚染地であるが故、種苗、培養土、肥料、資材等で汚染物をこれ以上持ち込まない方策の徹底・普及が模索されているようではあるが、残念ながら無駄な努力に終わるだろう。目に見えるものすら「ない」ことに出来る社会であり民族だから、目に見えない原理原則や理念理論でこの国の人を動かすことは出来ないんだな、これが。

小さい割に、けっこういい値段だったが2玉買い求めた。と思ったら、ほんの数キロ、ちょっと北の原木椎茸や筍山菜、隣町のお茶は全滅なのね(笑)。まぁ、レタスはあまり取り込まないようだし、インチキできるほど長持ちもしないだろうが、耕土の上下をひっくり返すようなことをすると、来年以降はまた、わからんわな。どうなることやら。いっそのこと自粛なんかしないで高ベクレル商品として集約特化して販売すれば、会社の給湯室や寝たきり痴呆老人や穀潰しニートを抱えた家庭、かつての愛情が純粋憎悪に転化した御夫婦の特需を賄えると思うが如何だろう? 安全で安心な低レベル放射性廃棄物を全国にバラ撒いて、等しく被曝することが「絆」として奨励・啓蒙・喧伝され、特定の原因者やその監督者の責任を不問に付したいがために、汚物を販売したりバラ撒くことが何ら不法行為に該当しないわけだから、その不作為的な作為は当然個人にも遡及されると考えるべきだろう。

本来はロメイン・レタスを使うのだろうが、この時期、うちの辺りには出廻っていない。葉を手でちぎり、水洗後水切りしながらよく冷やしておく。沸騰した湯で1分生卵を茹で、そのまま冷めるに任す。冷めたら殻を割り、温玉状態の中身を抽出しておく。EXVオリーブ油で大蒜みじん切りをゆっくりと低温から炒めて香りを移す。大蒜の残骸は取り除き他用途に。甘みや油脂が混入されていないパンをサイコロ状に切って、上記の大蒜油でじっくり揚げ炒め、油を切る。ペコリーノ・ロマーノ、ないしはパルミジャーノ・レッジャーノを元の塊から適量欠いておく。以降は食卓の傍らでメインを食べながら作業続行。

撹拌前

使用人が雇えないので以下は全てセルフ。器にもっこり盛ったレタスに大蒜油を垂らし、よく掻き混ぜる。塩、黒胡椒で味を整え、半生の卵、リー&ペリンズのウースター・ソース、柑橘汁たっぷりを加え、混ぜる。最後に大蒜油、下ろしたての粉チーズをたっぷり振って、クルトンを和える。ちょろいもんだぜ。

撹拌後

濃厚だがサッパリ。組立はオリーブ油に塩味基調で、柑橘の酸味、旨味にチーズ(+卵)。香り付けに大蒜+胡椒と至ってシンプル。大量のチーズと油のせいで相当なカロリーだろうが、カロリー気にしながら飯食うぐらいなら、最初から食わなきゃいいだけ。メキシコのアメリカ国境の田舎町で流浪のイタリア系移民カエサル(伊:チェーザレ、英:シーザー)が作ったと伝えられ、Caesar's Saladと呼ぶのが標準か? あちらではこれでも物足りないと見え、鶏肉の揚げた小片をどかどか加えてボリュームアップしたりするわね。リー&ペリンズにはアンチョビやタマリンドが含まれているから、余計な手間が省ける。卵とチーズをマヨネーズやホワイトソースで代用し、ショートニング製の業務用クルトンを播き、塩味と酸味とEXVオリーブの青臭ささを消し、トマトやコーンの色味で小細工おシャレすると、いわゆるシーザー・サラダになるのかな? かつて外で飯食うと、頼みもしないのに勝手にセット添付されるアレ。

鶏肉シーザーズ

せっかくだから揚げた鶏肉を加えたパワフル・ヴァージョンも試作してみた。ブラジル産腿肉使用。賽の目切りして塩胡椒、オレガノで揉んで小麦粉をまぶし、EXVオリーブ油で香ばしく、からりと揚げて油を切り冷ます。クルトンの代わりなんだろうが、これは最早サラダの域を超えて旨い。

■Chicken & Chips

香味は香辛料でつけるので、腿肉(骨付き尚可)は安価な南米産や東南アジア産ブロイラーでかまわない。皮でも筋肉でもない白黄色の余分な脂が付いている場合は切除、皮目を包丁の先端で突き、厚めの部分には切れ目を入れておく。塩胡椒を両面に手でしっかり擦り込む。乾燥オレガノ、タイム、ローズマリー等好みの香草をたっぷりとまぶし、擦り込む。白葡萄酒酢を気持ち垂らし、空気に触れぬようEXVオリーブ油に数日漬け込む。

鶏香草焼き

付け合せ(というか白飯代わり)はジャガイモが標準。ジャガイモは水洗後厚みが同じになるように切り揃え、10分ほど水にさらして塩水で常温から下茹で。沸騰後1分でザルに空け、よく水気を切っておく。耐熱容器にマリネ油を薄く流し、ジャガイモを並べる。その上に、マリネした鶏肉を皮目を上にして置き、残ったマリネ油を回し掛ける。予熱なし、230℃で25分、庫内余熱放置10分で出来上がり。

皮はパリパリでバリバリ。中身は水分が残って柔らかく、香草とスパイスで臭みも感じられない。ジャガイモは鶏の旨味と脂で程良く味が沁み込む。安い鶏肉には最高にお手軽で適した調理法の一つに思う。


2012/04/23 作成__2012/04/23 最終更新