Wishful Thinking


なんとか自分の寿命が尽きる頃までは現行のシステムが機能しそうだと予測してきたが、どうやら雲行きが怪しくなってきたわい。災厄は30年ほど早まって、どうやら弱り目に祟り目、まともな死に方ができそうもなくなってきた。チェルノブイリがソ連崩壊の引き金を引いたように。一方でRIネタもすっかり陳腐化し、あとは近隣のデータを眺めながら短期的には如何にリスクを減らすかという対処を行っていくだけ。中長期的には環境の移動を含め、いろいろ考えねばならんことになるだろう。まぁ、それはそれで、一興。愉しそうじゃないか。

花菱草

新年会以来、久しぶりに都内後楽園で会合。この手の催しもすっかり下火。今回は博多料理風の海鮮。向いの遊園地は結果的に有耶無耶になったあれ(1/2mv^2>筋力)以来? かわいそうに廃墟の模様。ドームも散々叩かれたせいか照明を落としていて薄暗い。高層ホテルに至っては窓明かりから類推するに全然客入ってないなぁ。金曜夜でこれじゃ、やばいレベルだぞ。店は客先のほうが場所柄良く知っているからいつもお任せ。境港以西の食材を中心にした品揃え。……なんだけど、いい値段だわ。クエがあったのでヒラマサ、車と合わせて刺し盛りにしてもらう。今年は景気悪いせいかクエによくめぐり合うな。魚は冷やし過ぎだが味は悪くない。山葵は本ワサを適宜摺り下ろすタイプ、紫蘇の実や赤い葉っぱ(何だっけ? 蓼?)など薬味もそれなり。焼き物はフグ白子、煮物は海老真薯。いい歳なのに、誰一人として野菜類をオーダーしないのは、人としての嗜みというか、既に暗黙の了解になっている(笑)。蕎麦と伊勢穴子の寿司で締め。時勢柄、鮨や焼肉は御法度だし、ビールや酒の銘柄にまで気を使わなきゃいけないのはシンドいわ。

無用な外食は激減しているが、鮨・鰻・天麩羅・蕎麦は代替が効かないので仕方がない。同じものを大量に食って腹を膨らますものでもないので気にしないことにしている。今季初ホヤは6/1。早いな、おい。いいホヤだった。南三陸は全滅のはずなので今年はスーパーには出廻らないかな? 鰹も当たり年だと思うが、いつまで食えるんかね? メジやアオリイカもちょうど旬で上物が出回っている。夏にかけてハギ類も肝がちょっとずつ大きくなってきた。鮟鱇も常磐ものは壊滅したが北海道でも山口でも(もちろん中国でも)獲れるから、問題はないだろう。魚の水揚げ港がアテにならないのは周知のとおりだが、まぁ、生息域や生息水深、時期に応じて何がどこで獲れ、どのように流通するかは概ね理解しているつもり。今のところ鮭・鰤類の養殖魚、冷凍鯖、冷凍鯵等には手を出さずとも十分多種多様に賄える。

◇ 鰻

肝串

予想通り鰻が暴騰している。¥1380/2尾の値付けを見て2年前の3倍じゃんと思っていたら、あっという間に¥1880/2尾に上がっている。大手スーパーだともっと高くて、国産とほぼ同レベル。おまけに数が無い。今年の卸相場は台湾>国産≧中国産と逆転現象が起きている。業務用は6月中過ぎて若干下がっているそうだが、小売にはまったく反映されていない模様。このまま夏のイベントまで突き進むのだろう。ここまで来ると外で食ったほうがお得感が増す。特に老舗はサイズを落とすくらいしか対処方法がないから相対的に割安だな。おまけに、誰も検査しないだろうが、東は天然も養殖もちょっとヤバイだろう? 池底の泥の中に潜って池底の昆虫や人間用には売れなかった特定海域産小魚を食ってるんだぞ?

焼き

鰻屋で食べる鰻と一緒にしてはいけないが、毎週鰻屋に食いに行けるほど裕福ではないから仕方がない。もっとも、鰻屋もピンキリ。今や捌いて冷蔵・冷凍、蒸し置き、焼き置きは当たり前。オーダー受けて45分も掛かったら、半分以上の客は怒って帰っちゃうもんな。今回は4.5Pくらいでちょっと小振り。長焼きの蒲焼。蒸しがかなり効いているので串は刺さずにトングで裏返す。皮目がパリッとしたら裏返す。肝串も一緒に焼く。並んでいるのは筍。お新香は自家製胡瓜の古漬けと人参糠漬け。白焼きを白醤油で焼いたものを扱っている店を見つけたので、今後は少し展開が利くかも。

古漬

◇ 大蒜

大蒜収穫

雨が続きそうだったので晴れ間を見て6月上旬全部収穫。種をけちったせいで出来はいまいち。いちばん大きなものは葉大蒜用に越年栽培していた元、中国産の2年もの。直径6cmほど。大蒜は寒さには相当強いので、雪が積もろうが霜が降りようが配慮無用。その他は青森産の成れの果て。葉と茎は切り離し洗って冷凍。球根は泥を軽く落としてネットでぶら下げて1ヶ月ほど乾かす。以後、食用にして10月下旬植え付けの種用に一部を残さねばならない。ギリギリ足りるかな?

◇ 麺二題

期限が迫ってきたタダ券を握り締め、久しぶりに和風創作中華食堂回高屋に。月1回等ローテーション組んでおかないと、無意味にバカ飲みしなくちゃいけなくなるのは考えものだな。反省してます。近在店は15時以降喫煙可なので、14:00前後の貸切タイム狙いで。瓶ビールだけじゃ500円超えないし、タンメンはどうせ引き取り手のないがんばれ野菜だろうしと、仕方なく鬼門の(和風)中華蕎麦に再挑戦。ハズレの日かな? 以前より生臭さは減ったようだが、相変わらず魚臭く濁ったスープ。脂身だらけのバラ肉の煮豚。おまけに麺の角が無くなって、のっぺりした丸麺に変わった? タンメンに使われていた麺と同じもののように思える。どうでもいいんだが、塩辛~ぇよ。飲めねぇだろ、これ。つけ麺や冷麺といった変わり種メニューが増えていたが、脂っこそうだし、冷麺食うなら白頭山の写真が掲げられている朝鮮料理店だろ? ここに限らず、この手の創作風メニューって、食う前から味がわかるというか、全く食指が動かないんだわ。

付加的機能の事情により携帯電話の契約会社を変えたので、電話機を買いに数ヶ所見て回るがあまりの高さにびっくり。家で使っているA4FAX付、色々撃退してくれる親子電話よりもはるかに高価で、コリャ早まったかと後悔するも、駅前のディスカウントへ。がしかし、売り場そのものが無くなっているのであった。ヨロヨロ。あまりの徒労感に、ビール注入の必要性を感じ、ほど近い幸楽苑に。3年ぶりくらい。並びはサイゼリヤにすき家に安楽亭、残りはアイスコーヒーの水割り出すふにゃパン屋と流行らないチェーン居酒屋だったかな? よくもココまで瑣末なチェーン店が集まったかと見紛うほどの場末振りに、最早開き直るしかない滅多に行かない駅の一つだが、そこを外れると徒歩2km圏に外食店はないので毎度究極の選択を迫られる。ちなみにサイゼリア(イタリア料理?)でワインを、安楽亭で今流行の生肉を、関係ないけど吉野家で牛丼を食ってみるのが夢なので誰か一緒に行かないか?

15:00過ぎでガラガラ。熱負荷特性の良さそうな空調インテリアゾーンの4人掛けの席にズロっと座る。滑稽を通り越して悪趣味なインテリア。足を投げ出して黒装束のおネェちゃんに取り敢えず生ビール(以外の選択肢がない)。だけ? とは言わなかったが立ち去る気配がないので仕方なくメニューを開く。ここも冷やし麺やつけ麺で目先を変えているのだろうが、3年前ドロドロつけ麺に懲りたのが忌避の原因なのだから当然その手のものはタブーになる。餃子と、昔からいちばんシンプルなハズの中華蕎麦を追加注文。ようやくおネェちゃん、納得したもよう。5分後くらいにビール、続けて2分後に餃子と麺が揃って到着。すぐにビール持ってくれば2杯目頼む陽気なのにタイミングは良いのか悪いのか。半額セール中の餃子は6個入りだが、あまりのミニ餃子に驚く。タダ同然で仕入れたがんばれキャベツたっぷりだから100円でも利益が出たのだろう。一口食って、大蒜臭ぇ。うっかりしていたが、餃子に大蒜を使わない(皮の小麦を主食として食べる)人間にとってはこれは辛いものがあるな。とにかく量が少な過ぎで腹の足しにならん。一方、全く期待していなかった中華蕎麦は回高屋の悲劇の数日後だったので正直見直した。スープ表層に3mmほど浮いている透明なラードはすくって餃子皿に捨てるが、鶏ガラ+豚骨蛋白加水分解出汁はキツイながらもオーソドックスで好感が持てた。塩辛さはこっちのほうが酷いか。スープはとても飲めない。苦手だった多加水麺は角が立った細めの平打ち麺で、以前ほどぬっちゃら粘らず良くなっている? プラスチック食っているみたいで小麦の味はまったくしないが。食い終わって少しまどろむ。寝起きでバンザイしたら、何故かおネェちゃんが来たのでもう一杯ビールを頼んだ。日が少し傾いて、客が少し増えていた。ラーメン食ってるジョシコーセーがキャッキャうるさい。腹タプタプやんとレジで金を払うと、さっきのおネェちゃん、駐車無料券ご入用ですか? と訊く。すき家でビール頼むと、いちいち車ダイジョブ? と訊かれるのに、こりゃ最近、珍しい店だな。

次回は6月末期限のタダ券強制消化月間で、すき家で特鰻皿でビールx2+特鰻丼で轟沈、大戸屋で悶絶、何食おう? 豚肉・牛肉・マグロ・蕎麦なら輸入冷凍だから大丈夫かな? 後はホモ弁かやよい軒? で……うう。カツ丼やらノルウェイ鯖とか縞ホッケ食えばいいんかな? という阿鼻叫喚のアンチグルメ外食地獄巡りが繰り返されることが確定している。

結局、携帯は別の駅近のフザケタ名前の携帯専門店でちょうどMNP期間中、たった1週間で5万超えから0円に転落した富士通製に乗り換え。在庫僅少ラスト1で色が選べず、黄色オレンジとか浅葱色みたいな紙の上に紛れても目立つ色が欲しかったのだが仕方がない。強制2年契約で貢がなければいけない以上、ハードに金を出したら持ち出しになってしまう。世の中はスマホ時代なんだそうだが、皆さん毎月よく払えますね? 世界一高い電気代と通信費を。心底感心しちゃう。

◇ きゅうり

品種は五月みどり……って人の名前かよ? 名前に惹かれたわけではない。GW明けにホムセンの68円特売苗を買ってきて5月20日頃に定植。今年は試しで一本だけ。病気が多くて面倒らしいので、上手くいったら来年は少し増やそう。2週間ほどで最初に嫡果した20cmほどの実を食う。結構おいしい。見る見るうちに背丈1mほどに。今は雌花が4つ着いている。どこまで徒長させるかにもよるが、網を追加で張らねばならんな。

胡瓜

これは5本目。夕方時点で全長20cm。収穫は明朝だな。一晩で5cmは軽く伸びる。網を張って横に誘引しようとしてるのだが、上に伸びたがる。節成りタイプの品種のようで一度採った節から新たな節芽が出て着果するようだ。脇芽はあまり出ないので、先端を摘芯せず、節が増える形にすると、もしかして大量生産? 人件費は別にして、もう元はとれたかな? 確かに採って一日くらいは瑞々しくて青臭くもなく旨味も売り物に勝る。糠漬けにもしてみたが、うっかりしてたら古漬けになってしまった。

◇ 廃棄顛末

ときどき不調だし、液晶が余り始めたのでもういいかと最後の19インチCRTを廃棄。飯山製のリサイクルが付いていない90年代初期の物。いろいろ調べたところ、まともに捨てると¥7000以上かかるらしいので、仕方がない。某埼玉のハズレまでちょいと散歩。昔組んだPC2台、部品やらHDD、ドライブ類、キーボードに電源、古いアンプやオーディオ類もまとめて積み込んで出発。遠いな。本来無料であるはずの高速代を払う趣向はないので1時間ちょっと掛かったわ。

掘っ立て小屋のような倉庫の間に車を突っ込むと、小柄なお姉ちゃんがこっちこっちと誘導してくれる。お姉ちゃんに車の中の荷を指し示すと、どこからともなくワラワラと湧いてでた若者男女4~5人がドアを開けて積載物を運び出してくれる。見てるだけ~。品名を書き取ったお姉さんの書類に連絡先を記入すれば完了。最後に缶コーヒーか冷たい缶茶をくれる。ものの5分も掛からないが「是非また、よろしく」とチラシを貰って車を出す。この手の業者ってたいてい、足元みて金をせびったり、だからといって断ると捨て台詞や脅し文句と不愉快極まりないことが多いのだが、ここはそういうことは一切なし。茶髪のバイト作業員も愛想良いし、素人臭いお姉ちゃんも対応が丁寧でとっても好感だった。

往復のガソリン代(とオレの人件費)だけで廃棄完了。業官癒着の塵芥・エコ利権に貢献するのは好みではないので、こういう業態はすこぶる趣向に合う。余り目立つと確実に潰されるから、ホドホドに、末永く存続してもらいたい。復路は外環下の新しくできた国道を使ってみたが、時間は変わらん。降りたところから先がアレじゃあな。いつになったら繋がるんだ? 道は車が走るところに造れよ。

◇ パンチェッタとトマトのフジッリ

フジッリ

一人で食う昼食なんぞは蕎麦かパスタと相場は決まっている。他人におもねる味付けを施さず、自分が食べたいものを好きなだけ食べれるという幸せ。鮨や天麩羅、鰻なんかも食いに出るなら一人に限る。語るのも語られるのも面倒だし、なによりも食い物がまずくなる。パンチェッタは塊を薄くスライス。生トマトは適当に切る。フジッリを茹で始めたら、大蒜と唐辛子を冷たいオリーブ油に投じ、ゆっくりと極弱火で加熱。途中でパンチェッタを加え油と脂を一体化する。味付けは塩胡椒。あとはぺぺの要領で。最後にEXVオリーブ油をタラタラ掛け回す。

◇ 作付けにあたって

土に関する対策はなんの公告もされないので、雑草が一面に生えるのを見計らって、土ごと抜いて廃棄。作付け部分は乾燥時を狙って掃除機で表層吸い取り廃棄、各雨水桝泥溜の泥を廃棄、ついでに市道の雨水U字溝もドブ浚いして洗浄。取り敢えず、出来る範囲で身の回りから遠ざけているだけ。焼却された雑草や汚泥から大気中に再拡散されるだけで、根本的解決にはまったくならないが、そこまで知らね~よ。ついでに、道路のレベルがグズグズで、引きずられたU字溝の勾配が狂って水が流れないぞ~。財政破綻寸前の自治体に直せるとは思わんが。

悩ましいのは売っている園芸用土は北関東産がほとんどであること。関東ロームの山を崩して採取していると思われるので表層土でなければ大きな問題はないだろうが、食い物ですらあのザマなんだから、まともな管理がされているとはとても思えない。一方で、下水処理汚泥の一部を材料にしている用土もあるので、どれを選べばよいのか困惑も極まるな。この汚泥、再生材としてセメント会社やタイルメーカーが引き受けていたが、さすがにどこも受け取り拒否に転じている。ディスカウントで買っていた群馬伊勢崎産の培養土も3月中以降のものは相当食らっている可能性を捨てきれない。

庭の片隅で作っているのは自家消費だから最終的に諦めはつくが、できあがったものが丹精込めた放射性廃棄物では手間を掛ける意味が無い。誤解している人が多くいるが、放射性物質を含んだものは人間の「食べ物」ではないのだよ。生産性を上げるための農薬やコストを改善するための添加物といった功罪半々の手段ではなく、多くの生物にとっては始末に負えない純粋な害でしかない。あるのはデメリットだけ。ただ、ありとあらゆるものが汚染され、現状それじゃ経済が回らなくなるから、どこまでなら「直ちに死なないですむかな? ほれ、まずはオマエラ食ってみろ」と、いろんな創意工夫を凝らしているわけだ。検査機関のキャパはとうに超えているし、検査依頼する側も嫌々だから「検査しないから出ない」が主流だと思うが、売り物を作るんだったら念のため、一角だけ土壌入換えして、透明屋根張って、除染された水道水だけで育てるサンプリング専用畑を速攻で作って、供出するならそこから抜けばいいし、抜きに来たら予め植え替えておいた場所に案内してここ掘れワンって言えば済む(笑)。オレですら考えつく子供騙し。

政官財学のタッグマッチから自ら権威を貶めた御用学者がまず脱落か? 来年は京大の偏差値が瀑上げかな? 3年くらいで東大と逆転するんじゃないか? 就職も関西本社が一番人気になるのも遠からずか。地価下落は既に始まっていて、金持ちほど売り抜けに必死、良い筋の情報源があるんだろうな。不動産投資も局所化・偏在化が止まらないぐらいでは収まらず、既に資金は西へ向かい始めている。電気止まったら生きていくことすら難しい超高層は言わずもがな。電力事情の好転に目処が立つとも思えないから、産業も逃げ出さざるを得ない。今夏の状況によっては雪崩が起きる気もする。マスコミを使った隠蔽や欺瞞煽動は時間稼ぎに過ぎず、逃げ足の早い人たちが逃げ切ったら掌を返すのは自明。どんなに頑張ってもあと三年もすれば、未曾有の災厄の結果は誰の目にも明らかに、身近なものになる恐れがある。2本で1000円の竹竿屋じゃあるまいし、ほとんどデタラメに近い非論理的・非科学的説明を平然とそのまま垂れ流し、都合が悪い事実が発覚すると想定外(笑)で乗りきれるのもそこまで。自治体の権益や存在意義を保つためには基幹産業やそれに従事する住民を逃がすわけにはいかないだろうが、いずれ起こる集団ヒステリーの行き着く先は悲劇か喜劇か、知らん。

今はまだ気付かない振りをしている汚染の顕在化と、封じ込めとは真逆の薄めれば平気・えんがちょ拡散策による二次汚染の発生、そして何よりも、同じ所に同じものを造り直そうとする、常に同じであり続けようとする心情的復興コンセプトは未来の悲劇を一段と早めるものになりそうだ。西の人は早めに福井の原発群を整理して、関所復活、大井川の橋を落とさないと巻き添え食うよ、間違いなく(笑)。

◇ 合鴨焼き

合鴨

知ってる人は知っている、鶏より安い合鴨(笑)。胡椒をまぶしたパストラミタイプの合鴨の外周を強火で一気に焼き固め、赤葡萄酒でじっくりと蒸し焼き。スライスして赤葡萄酒と葉大蒜のソースを絡めたもの。鴨だと値段が10倍以上に跳ね上がるのでオレは合鴨でいいや。クセは無いがちょっと脂っこい。赤葡萄酒はメルロかピノ・ノワールがオススメだが、チリやスペインの「醸造酒」なら大きな差はない。緑はパセリならイタリア風、クレソンならフランス風、香菜に紹興酒なら中国風と変幻自在。

◇ Angel's Trumpet

ブラブラ

正式にはアサガオでなくナス科のブルグマンシア(Brugmansia)というらしいが、ダチュラ(チョウセンアサガオ)の園芸改良品種とも言われる。花が下向きに咲く。ピンク・黄・白系の三種を植えてみた。花、根、茎、葉のすべてにアルカロイドを含有する毒草のくせに葉を虫にボロボロに食われやがる。おまけにピンクだけ、背も立たないうちから巨大な花がぶ~らぶら。こりゃ相当キモい。悪趣味の代名詞のような花だわ。

pink

頭の上で多量の花をぶ~らぶらさせるのが取り敢えずの目標。イメージは黙示録の7 trumpet。成長は早そう。黄花の葉はタバコに似ている。吸えるかな? 肥料をアホのように食うらしいので、化成やら有機やらを大丈夫か? 普通枯れるべ? と思うぐらいやっているが全然平気。毎日5cm位伸びている。馬鹿丸出し。


2011/06/25 作成__2011/06/25 最終更新