卯月記-2005/04

1;諸々

あっという間に5月か。3月から4月後半にかけて忙しかったせいで、しばらく腑抜けのような毎日を送っておりましたが、うっかりしているとまた同じ目に会いそうだな、という最低限の学習能力はもっているつもりなので、どうせどこへ行っても混んでるし煩い電話も掛かってこないし季節も良いし、そうだ! 仕事をするにゃ最高のコンディションじゃないか! とフンフン仕事してます。

黄昏

Opera8というものが出たらしい。多分(7までは使っていたのだし)悪くはないのだろう。UserAgentが何なのか今のところアクセスがないから不明だが、取り敢えず分岐表示用ブラウザ・チェック・スクリプトに文字列“Opera/8.”を追加しておいた。

検索でBlogが引っかかるのがうざくてかなわん。あっという間にweb界(なんだそりゃ?)を席巻したが、これが実は困ったものだ。トラックバックによって逆リンクが増えると見掛上の重要度が上がってしまうのだろうか。今や検索においては“-blog”が必須だが、面倒だから検索エンジンで対応してくれないかな。そういえば借りているBBSも仕様変更とかでいやに重くなった。

■ここに至って心を去来する由無しごと

Indexを改造といいつつもまだ手をつけていない。フレームは嫌。画像も嫌、ソースが長いのも嫌、と嫌々づくしでなかなか方向性がまとまらない。4月分16枚追加して、また作業の手間が増えてしまった。Mozilla系ブラウザや“べんりセット”入れている人には意味がないけれど、デフォルト背景を夏向きに入れ替えました。元々は“Summer Blue”という名前で代替cssとして用意していたものなので新鮮味はない。cssファイル名を入れ替えるだけという禁じ手ながら最小限の手間(動作確認込みで17秒くらい)で実行。どうせならあと二種類増やして四季に対応しようか。表紙のカラー版をこっそり隠すか等々思いつくことは思いつく(が、すぐ忘れる)。

蘭

長い間手入れをしていない壁紙ページをそろそろ何とかしよう。表紙絵の入れ替え、拡充を中心に写真ものは加工過多のものを中心にばっさり削りたい。容量食うのも馬鹿らしい。表紙絵は描いているうちに段々趣向も変わるし、昔のものは気恥ずかしくなるもの。 OSを上げたときにタブレットのドライバ・バージョンも上げざるを得ず、その重さに閉口していたのだが漸く最近慣れてきた。8年程前に買った小さなシリアル・タブレットですがちっとも壊れないから買い替えの予定もない。最も使い始めたのは2000年くらいから。最初は死にたくなるほど使いづらかったが最近は下絵もすいすい描ける。

人間、花を愛でるようになったら人としての生も下り坂半端を越えたといったところでしょうか。石を愛でるようになるのはあと何年後だろう。石を愛でる場合、庭石を愛玩するタイプと地層やら鉱山を巡って○○タイト等という金属系や水晶や瑪瑙、翡翠等の貴石類に走るタイプがあるようですが、前者は入手及び据付に、後者は移動と宿泊に金掛かりそうだなぁ。庭は春爛漫どころか一気に初夏の勢いで色味に困る冬が嘘のようだ。

フリージア・白

■フリージア

地植えだったり鉢だったり。特に管理していないので毎年勝手に生えてきて花が咲く。どこに生えてくるかは年によって違う気がするが、まぁ、気にしない。匂いが良いので切花にもなる。

フリージア・ピンク

■チューリップ

糞寒い真冬に植えたチューリップ。土が足りなくて適当に植えたがまぁまぁ、けっこう咲くものだ。間抜けな感じがいまひとつ風雅に欠ける。

tulip

■山吹

勝手に生えてきて勝手に咲くので楽で良い。葉の緑と花の山吹色の対比が気持ち良いくらい美しい。一見、マリーゴールドのような花だが葉っぱは山吹。園芸品種なのだろうか。近くの緑地帯などにも自生している。山吹色などというちょっと濃い目の不透明な黄色が好きで、絵の具でいえばカドミウムイエロー・ディープかな。高そう。

山吹

■椿

最後の椿。今はもう落ちております。茶系の喬木は虫がつくのでいつもぶった切ってやろうかと思うのだが、ちゃんと花が咲くといつの間にかそんなことは忘れてしまう。葉っぱを食われないとそれなりに花のつきも良くて、冬になるときちんと結果が出る。今年も梅雨入り前に薬撒かないと。

椿

■黒侘助

茶花として侘助が今でも用いられているのか否か知らないが、和花自体、最近あまり見かけない。ホームセンターの類いの広告などを見ていると流行り廃れは明らかなのだが、そんな横文字の花ばかり植えてどうしようというのだろう。殊更洋花に興味がないわけでもないし、イギリス式庭園やフランス式庭園の修景を含めた構築性に植生が果たす役割は中華庭園や日本庭園とはまた違った優れたアイディアと面白さがあるのは事実だが、ねぇ。(←続きがあったが刺激的なので割愛)

侘助

■蘭

なんだっけ。デンドロビウム系の交配種だろう。最近あまり流行らない昔の洋蘭。鉢にはランスロットとあるが、原則管轄外なので詳しいことはわからない。冬は温室に入れておいて水だけ遣っておれば勝手に咲くというお手軽。鉢が割れてるし、球根? がはみ出そうだから植え替えてやろうと思うが、思っているだけ。

雨の蘭

■つつじ

腹が減って飢えていた餓鬼の頃、花を毟っては蜜を吸っていた。これはそれほど大きくなくて花は3cmほど。弩ピンクのものは今ほっかむりが脱げかかったところ。

つつじ

■皐

つつじほど大きくならずに小ぢんまりとしているが、つつじよりもずっと妖しい。つつじは華やかであっけんからんとした陽性だが、皐は隠微で艶やか。さすがに皐展で見ることの出来るほとんど奇形の隠花植物のような圧倒的な頽廃感はないものの、今年も株を覆い尽くすように赤やら白やらキメラが咲き誇る。

皐

■何だっけ、洋花

日陰にひょろっと開く。カタカナ名前の洋花ですが名前忘れた。

不明橙

2;サーバごっこ機 いまだPlamo Linux 2.0改-0.18GHz不眠不休号

忘我の境地。

3;スキャナ機 Plamo Linux 3.2 p5-0.166GHzまんせえ!号

上に同じ。

4;Win機 NT5.0 sp4 セレロン300@450x2で枯木灘

IMEは何も考えずに使えるデフォのIME2000を使っていますが、卯月とか水無月が一発で変換できないって、なんか変だなぁと思うこの頃。卯月は「う」にあたる漢字を延々と候補から探さねばならないし、「みなつき」に至っては「みずなしつき」と打ち込まねばならない。現代日本人が敬愛してやまないグレゴリオ暦からは一月半ほどずれているから既に実効性もなく死語扱いなのだろうが、教育現場とかで困らないのだろうか。普通IMEはやはりATOKとかにするのだろうか? 鍛えようにもあまりの馬鹿さ加減に最初からさじを投げ出したくなる。仕事で使う専門用語なんぞは仕方ないから手動でちまちま登録していますが、きりがない。読みを入れても出ない漢字や慣用句が多いのも困りもの。特にちょっと古めの言い回しや古語、文学的な表現はお手上げに近い。

Doom

Scythe、6面くらいで挫折中のまま一度も起動してないわ。


2005/05/01作成