如月記-2004/02

1;諸々

年に数度、上京する度に唯一銀盤店舗買いをしていたヤマギワが、なんとまぁ、よりによって燃えてしまいました。こんなことってあるのですねぇ。もったいない。おかげでこのところはすっかりネット買いにシフトしています。先だっては四谷門外、内藤新宿に遠路遥々所用で赴く機会があったのですが、粋でいなせな銀色円盤小売商等に立ち寄る才気も意気もなく、ただただ場違い、身分違いの現実を身のほど深く憶える次第でありまする。取敢えず今は、海外サイトで買って個人輸入すると元々関税は0な上、一定金額以下ならば消費税が無税というのが興味深いの。一般税と云うものは思うようなことには決して使ってくれないものだしなぁ。

閑古鳥

日曜だってのに困ったものですな。ポッポ~。
いやぁ、浮くときもあれば沈むときもある。それが理でしょう。クック~。

文化庁の著作権法改正案の骨子が2月16日、明らかになりました。輸入権と貸与権の創設が主眼のようです。法律上は特定国を名指しできないので、すべての販売目的のレコード輸入を禁止して運用上逆輸入還流以外は認めるということのようで、いつでも伝家の宝刀を抜ける体制としてはなかなかの手際ではないでしょうか。
業界団体としては「全世界を市場とする欧米会社が、販売地域を限定したCDを発売することは考えにくく、実質的に還流禁止の対象にならない」と、のたまっているそうですが、いろいろやりようは考えられて日常の業務にも張りがでて楽しそうですね。例えば日本盤がCCCD等、DVDと共に特定のパテント所持者に直接的に貢げる昨今国民的人気の高価で精緻なメディアの場合、海外の系列レーベル(ないしは親会社)の送料より安い海外生産CDDAに一言「このCDは日本向けではありません」と入れさせれば輸入は違法になるわけです。囲い込みの結果、その分の利益の一部を海外レーベルや親会社に還元してやれば、現在より利益が増える限り誰もが歓迎する措置なのでしょう。
また法規上「輸入盤」は正しくないものとして、胡散臭い印象付けを図ることによって売上の減少や営業圧力として作用させることも考えられます。現在既に、メーカーの大小、商業系インディ系を問わず、一部の国内盤が出ている平行輸入盤を国内で入手することが非常に難かしくなっていたりするわけですが、そういった現象もより一層拡大していくのでしょう。まぁ、結果的に流入経路を少しでも絞ってやれば値上がりに追い込むことができるわけで、価格差が小さくなれば国内盤を買う人が少なくないという現実もきちんと理解しているわけね。抜かりはないさ、めでたしめでたし。後は野となれ山となれ。

う~ん、そろそろ割烹か焼物に鞍替えしようかな。

蕗が芽を出す季節になりました。適当にもぎとって、煮て酢味噌和え、焼いて辛子味噌もよいし天麩羅にしても春の香りを満喫できます。独活(うど)と芹、菜の花の胡麻和えなんかも良いなぁ。まだ一月くらい先ですが、去年は土筆(つくし)のタイミングを逃してしまった。気がついた時にはスギノコになっておったのだ。

店先に大洗産の蛤が並んでいました。鹿島の砂浜だろうか。普段出回っているのはシナハマグリというのだが、最近はチョウセンハマグリも高い。昔から所謂日本種のハマグリは極めて稀にしか採れなかったものですが、偶に採れたりするとその日の晩の浅蜊汁が自分だけ蛤汁だったりして誇らしかったものです。まぁ、サルボウを赤貝といって売る時代だからどうでもよいのだがね。

2;サーバごっこ機 いまだPlamo Linux 2.0改-0.18GHz不眠不休号

あぁ、セキュリティ・ホール出ていたな。2.4.25まで上げなくちゃ。

3;CD-R機 Plamo Linux 3.2 p5-0.166GHzまんせえ!号

スキャンしただけ。

4;Win機 NT4.0 sp6a セレロン300@450x2で枯木灘

mozilla-1.5 > 1.6
また一段と軽くなったかも。

Doom

心機一転『Enjay ZDOOM』を開始。まだ始めたばかり。


2004/02/29作成