睦月記-2004/01

1;諸々

今日も逡巡を重ねる彼女。餌は食いたし人は怖し。

逡巡

あちこちやりかけのまま放置された庭が荒れ果てて、昔懐かしい野原の様相を呈してきました。昔ほど冬が寒くないせいか意外に緑が目に染みる。逆にいえば夏はジャングル状態なわけで手がつけられない。今年もまた道端の蝋梅が黄色い花をつけ、秘密の場所の枝垂桜の芽も膨らみ始めた。

荒れた庭破れメッシュ

久しぶりに昔の部下上司と宴会なぞをして、苛められてきました。自分も含めて少しづつ変わってはいるのだろうし、外見にはそれなりに年輪が刻まれる。でもふとしたはずみに垣間見えるものは、意外に遠い過去の印象だったりして記憶の構成には瑕疵がある。

古薔薇雑草
黄水仙

冬の庭にも花は咲く。これといって何一つしない正月の穏やかな日差し。苺は食べれる頃になると鳥に先を越される。植木鉢の片隅に健気に咲いたタンポポは天麩羅にするにはしのびないか。

苺蒲公英

一月の為替介入の総額が過去最高の7兆1545億円だったそうで、おかげさんでたくさん損をこかしてもらいました。何一つ望んだことも、期待したことも、見返りを求めたこともないのになぁ。一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、積んでも積んでも崩れ去る。先立つ不幸をお許し下さいって為替市場も賽の河原だな。

椿落椿

同じ色の椿と山茶花が並べて植えられています。真剣に見たこともないのでどう違うのかはよくわかりませんが、花ごとぼてっと落ちるのが椿、花びらが散るのが山茶花でしょうか。30年以上前に、祖父が東京の日当たりの悪い狭い庭から少しづつ苗木を運んで移植したものですが、どれも結構な大木に育ちました。夏場の虫には閉口ですが、色味の乏しい冬には冴えた紅色の花をつける。大輪の八重咲きでない素っ気なさも潔い。考えてみれば、このご時勢に庭木を顧みるなんて妙な趣だが、目についてしまったのだ。

小花逆さ

左は一つがほんの5mmくらいの小さな花(名前不詳)。右は釣鐘のような形状の花(クリスマスローズ?)を真下から逆さ撮りしたもの。人間を逆さ撮りすると犯罪になる場合がありますが、花は特に文句も言わず、一月の冷たい微風に微かに揺れています。夜香るダチュラのように妖艶ではないにしても。

2;サーバごっこ機 いまだPlamo Linux 2.0改-0.18GHz不眠不休号

kernel-2.4.22 uptimeは96日と6時間44分。

ということで、貧乏暇なし、相変わらずで放置中。カーネルは2.4.24まで上がっているし、2.6.0も出ているのに足踏み状態が続くこの頃。

3;CD-R機 Plamo Linux 3.2 p5-0.166GHzまんせえ!号

あぁ、おったのか。

4;Win機 NT4.0 sp6a セレロン300@450x2で枯木灘

Opera-7.11 > 7.23
久々のバージョン上げ。画像読み込みは改善されたな。動作も軽い。まだ使い込んでいないのでこれぐらいで。

Doom

『Hell Revealed』、『MarsWar』ともにラスト面で悶絶中。歳のせいかタイミングが合わなくて目標にロケットが命中せんのね。


2004/01/31作成